夢と花と風

かなり前にブログにも書いたけど友の夢を見た。
とても会いたくなってお花を持って訪ねた。
留守だったけど、お花を置いて帰ってきた。
夜、電話をかけたら旦那様が出て入院しているんだと云う。
会いたかったのでそのことを話すと
「退院してきたら一番先に電話させるよ」と云ってくれた。

その友が電話をくれた。
一昨日退院してきたと云って。
「あんね、大腸癌なの」
「泣いても笑っても私の一生はもう決まってる」
「だから、笑って暮らすことにしたの」

友の声を聞きながらこぼれる涙を堪えた。
震える言葉を悟られないようにしていた。

私が住む家は団地。
この部屋は癌になった友が以前長く住んでいた家。
春になると２０年以上も前に友が植えたチューリップが咲く。

又、会いに行こう。
お花を抱えて。







八重咲き梅花うつぎ。
夕闇迫る頃の白い花はどこか艶っぽい。




ハナヤナギ。
小さな小さな花。




黄花ジギタリス。



スカシユリ。
変わり咲き。






斑入り忍冬。
スイカズラともいう。
香りがとても良くて大好きな花です。


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店もテーブルも椅子まで手作りというお蕎麦やさん。

水車の音が時を刻むようにゆっくりと蕎麦を挽く。

おじいちゃんが一人でやっている。