テーマ:今日聴いた音楽(75648)
カテゴリ:音楽理論
「カノン パッヘルベル」
安らぎを与えてくれる美しい旋律…。 誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。 ピアノや合唱曲、ポピュラー音楽としても知られていますが 元はヴァイオリン3本と通奏低音(チェロ・コントラバス・チェンバロ)のために書かれているのです。 私たちがよく知っている「カノン」は本当は「ジーグ(ここの5分2秒から)」というものと一組になっていることを知っていましたか?「ジーグ」の演奏機会は少ないようですが…。 私は今まで知りませんでした; この曲は「カノン形式」からなっています。 複数の声部が同じ旋律を異なる時点からそれぞれ開始して演奏する様式の曲のことです。 あれ…?同じようなものを最近やったような…。 そう、「フーガ」です。 ここで疑問に思いませんか? 「フーガとカノンの違いって何なのだろう」と。 広辞苑によると… カノン→楽章の形式、またその技法の一。第1声部旋律を第2・第3などの声部が対位法により忠実に模倣しつつすすむもの。 フーガ→(「逃げる」意のラテン後fugereに由来)楽曲形式の一。1声部の主題で始まり、これに第2声部が応答、以後も声部が加わるごとに主題と応答が連続する。 だそうです。 調べてみたところ、上記のようなことから カノン→1つの声部が核になっていて、他の声部では対位法的な色づけをした声部が模倣しつつ進んでいくように作られている曲 フーガ→1つの主題が核になって、その主題に対して対位法的な応答によって曲がつくられている曲 と捉えることが出来るようです。 …難しいですね。 そこで私も考えてみました。 カノン→中心となる旋律をまねするように中心を少しアレンジした旋律がかぶされていくもの。 フーガ→中心となる主題に答えるように中心を少しアレンジしが続くもの。 いかがでしょうか? みなさんはどのように思いますか? 意見を聞かせていただけるとありがたいです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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