テーマ:吹奏楽(3434)
カテゴリ:音楽理論
こんばんは。
昨日は友人が泊まりに来ていて更新できませんでした(汗 ごめんなさい。 昨日は合奏はほとんどありませんでした。 3年生が揉め事を起こしたらしく、顧問が怒ったからです。 しかもいつも温厚なSさんがキレました。 …今までの人生で1番怖かった瞬間でした。 今日は普通だったところが逆に怖い…。 さて。 今日の部活では私達のコンクール曲の「祈りは時の流れに輝く」の音階の説明がありました。 この曲はFdurのはずなのですがBがHのことが多いのです。 なので私は「ここの部分はCdurなのかな」と思っていたのですが顧問によると特殊な音階なようです。 特殊、ですか…。 詳しく調べてみました。 この特殊な音階は「教会旋法」といい、今のCdurやDmollなどの24音階が出来る前にヨーロッパで生まれた音階で第八旋法まであるそうです。 聖歌などに使用されていた旋法だそうです。 現代において教会旋法が用いられるのは、従来の狭義の調性、つまり長調と短調とによる音楽からの脱却を目的としているそうです。 調べたところによると、えっと…主音がFだから… 「祈りは時の流れに輝く」は第八旋法の中の「リディア旋法」だと思われます。 「本旋法による我々の古曲は、流麗、端然、確固たる特徴が あるとともに、軽妙敏速、快活さをあわせ持っている。 爽快、新鮮、すがすがしさを感じさせることもある。」 というのが「リディア旋法」の特徴です。 言われてみればそんな感じもしますね。 リディア旋法はグレゴリオ聖歌そのものにとっては重要な旋法のひとつでだったのです。 しかしルネサンス期の音楽の中では、旋律的・和声的理由のために大抵「H」が「B♭」に変化してしまったために近代長音階と全く同一になり、その個性は失われていくことになったようです。 その「近代長音階」というのがFdurですね。 顧問が「Hは和音のとき合わなかったから変化していった」というようなことをおっしゃっていました。 確かに…。 色々難しいことを並べてしまいましたが用は 「この曲でHが出てきたら気をつけろ!」ということですね。 ずいぶんまとめてしまった気もしますが…(笑 さて、今日の合奏は一小節目からSaxソロまでをやりました。 午後も合奏を行い、それは最後のテンポが落ちて木管アンサンブルになるところから最後までをやりました。 一小節目からSaxソロまでは何回もやったおかげもあって、久しぶりにやったのですが比較的まとまっていました。 Cl3rdにしかないトリルが楽しすぎてニヤニヤしてしまいます(笑 ひどかったのは午後の合奏。 3年生がいないから大変だとは思いますがSaxさん…。 午後の合奏終了後、木管だけ集められました。 楽しかった♪ 難しいところが拍に入ると嬉しいですね♪ その後行われた金管の合奏で 「ユミは自己主張が強いですから。そこがいいんですけど。3rdタイプじゃありませんね」 と顧問が言っていたようです。 …そうなんでしょうか? 確かに目立ちたがりやかもしれないですが…。 ではそろそろ夕飯です。 読んでくださってありがとうございました♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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