テーマ:吹奏楽(3434)
カテゴリ:音楽理論
こんにちは!
帰り道に落ち葉を踏みながら帰ってきたユミです。 私の中学校の校庭では妹の小学校が運動会を開催しているし… すっかり秋ですね。 しかしもちろん部活はありました。 雨が降ろうと槍が降ろうと運動会だろうと部活はあるのが吹奏楽部…というか室内部の宿命ですね。 今日から外部指導員のSさんが宮古島に行ってしまったのでトトロはやらずに>」「風紋」「ポニーテールとシュシュ」「ハナミズキ」をやりました。 ちなみに宮古島は沖縄県です。東京都じゃありませんよ(笑) さて、今日のテーマは「クラシックとポップスの違い」です。 オーケストラはクラシック、ブラスバンドはポップス、と分類できます。 しかし吹奏楽はクラシックもポップスも演奏する、言ってみれば雑食のような存在だと考えられます。 最近、顧問は「クラシックとポップスでは吹き方が違う」ということを強調します。 クラシックでは1つ1つの音をしっかり吹く、保つといったことが大切になりますよね。 全音符なら1,2,3,4、としっかり数える、付点八分音符は十六分音符3つ分と数える、といったように。 このように楽譜どおりに吹く、といったことが最も大切なものが「クラシック」だと思われます。 しかしポップスでは1つ1つしっかり吹く、というよりは音を軽く、短く、ということが大切になってくるように思います。 普段、私達がポップスを口ずさむときに付点八分音符なんて意識しませんよね。 「ノリ」を大切にして、短い音はできるだけ短くする。それがポップスで大切なことだと思います。 大体、ポップスは楽譜がないところで生まれたものですから楽譜どおりに吹いたらクラシックよりの変な音楽になってしまうのです。 楽譜にはタイとスラーしか書いていないからその通りにタイの後ろの音符をきっちり…なんてやっていたら聞いているほうも苦しくなってしまいます。 タイとスラーしかなかったとしても、原曲をよく聞き、 「ここはスタッカート気味にしたほうが軽くなるかもしれない」 というように曲を考えていく必要があります。 夏にEuphのプロのS先生がおっしゃっていた「音の最後を少し抜いて軽い感じにする」ということも関係してくるように感じます。 このようにクラシックとポップスは全くの別物。 どちらかの吹き方に慣れてしまうとどちらかが吹けなくなってしまうのです。 なので、音楽を専門にやる高校ではポップスの練習を全て吹きマネでやり、本番の1,2日前に初めて吹くそうです。 こう考えると吹奏楽って音楽の中で1番奥が深いのかも!と思ったりします。 それにポップスもクラシックもどちらもできるなんてすごい。 だから吹奏楽は愛され続けるのですね…。 今日学んだことはきっと高校になり、大人になって楽器を続けていくときにも必要なことになってくると思います。 とてもいい勉強をしました^^ 月曜日からの部活ではポップスとクラシックをちゃんと吹き分けていきたいと思います やっぱりそのためにはまず、クラシックがしっかり吹けている必要がありますね。 いや、クラシックだけではなくポップスもしっかり吹けている必要があります。 音を軽くしたりするのはしっかり吹けてからにしたいと思います。 では今日はこの辺で。 読んでくださってありがとうございました♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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