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カテゴリ:本
年金暮らしの老女が芸能人の“おっかけ”にハマり、乏しい財産を使い果たしていく「おつかけバアさん」、“タヌキには超能力がある、UFOの正体は文福茶釜である”という説に命を賭ける男の「超たぬき理論」、周りの人間たちが人間以外の動物に見えてしまう中学生の悲劇「動物家族」…etc.ちょっとブラックで、怖くて、なんともおかしい人間たち!多彩な味つけの傑作短篇集。 【目次】 鬱積電車/おっかけバアさん/一徹おやじ/逆転同窓会/超たぬき理論/無人島大相撲中継/しかばね台分譲住宅/あるジーサンに線香を/動物家族 短編集なので 非常に読みやすかったです。 中でも「あるジーサンに線香を」は ついこの前に「アルジャーノンに花束を」を読んで記憶が新しかったから笑えました。 ↓ アルジャーノンに花束を ↓ ============= 塾にお稽古に家庭教師にと、VIPなみに忙しい孫。何とかゆっくり会えないものかという祖父の訴えを聞いて、麻雀仲間の爺さんたちが“妙案”を思いつく…。前代未聞の誘拐事件を扱った「誘拐天国」をはじめ、毒のある可笑しさに満ちた傑作が1ダース!名作『怪笑小説』に引き続いて、ブラックなお笑いを極めた、会心の短篇集。「笑い」追求の同志、京極夏彦との特別対談つき。 【目次】 誘拐天国/エンジェル/手作りマダム/マニュアル警察/ホームアローンじいさん/花婿人形/女流作家/殺意取扱説明書/つぐない/栄光の証言/本格推理関連グッズ鑑定ショー/誘拐電話網 この本は 今読んでる最中です。 全てがマニュアル化されている現代が将来「マニュアル警察」を産むような そんな気がして苦笑い お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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