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カテゴリ:本
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ある日、突然にとなり町との戦争がはじまった。 だが、銃声も聞こえず、目に見える流血もなく、人々は平穏な日常を送っていた。 それでも、町の広報紙に発表される戦死者数は静かに増え続ける。そんな戦争に現実感を抱けずにいた「僕」に、町役場から一通の任命書が届いた…。 見えない戦争を描き、第17回小説すばる新人賞を受賞した傑作。 文庫版だけの特別書き下ろしサイドストーリーを収録。 ============= 見えないけど 確実に町人が戦死してる いつもと変わらない日常に見えるが 実は戦争の真っ只中… ありえない! こんな事 絶対 ありえない! そんな風に思い 読みました。 戦争と言う名目があれば 人を殺しても 殺人にはならない。 戦死者としてカウントされるだけ。。。 『物』として扱われる もしかしたら 私の周りでも 戦争してるのかもしれない。 私が気が付かないだけで 戦争はあるし、私も間接的に戦争に手を出しちゃってるのかもしれない 「芸術は爆発だ~」の 岡本太郎先生が言っていた 『戦争は いかんです! ただ腹が減るだけです!』 先生の言葉 が 重く感じる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.02.15 08:08:33
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