途方もなく霧は流れる 唯川恵著
彼女の恋愛小説の大ファンです。 女は素知らぬ振りをして、いつも抜かりなくすべてを整えている――。50歳を目前に大企業からリストラされたバツイチの岳夫は、恋人にも振られ、全てを失って一人きりで軽井沢のボロ家での田舎暮らしを始めた。しかし彼の周りには、料理屋の優しい女将とその娘、艶やかな人妻、知的な獣医などなぜか女性が現れて……。思いがけなく展開する人生に立ち向かう男と女たち。大人のための長篇小説。 珍しく男性が主人公。もとイケメンの50歳。う~~ん。唯川さんも老いて、もはやワクワクする切ない恋愛は書けないのか?やはり女性がメインが読みたい。すらすら読みやすくはあるけれど・・・ ★★