オトコマエ 第7話「女だますな」
最近、信三郎の母、のぶ(浅田美代子)の様子がおかしい。お化粧や身なりが派手になり、外出も良くする。信三郎は逸馬に相談するが、謎は解けない。ある日、逸馬と信三郎は強盗事件の現場で、橘富麻呂(川﨑麻世)という公家の占い師が評判になっているのを知る。そう言えば、のぶも富麻呂から貰った御札を大事に拝んでいる。信三郎は母親を尾行し、富麻呂の家の床下で盗み聞く。愚痴を聞いて相談相手となり、可愛いと誉めて、女心をくすぐる。その日、怒った信三郎は、のぶと、富麻呂の家に行く、行かないで激しい親子喧嘩をしてしまう。すると、同じ手口の強盗事件がまた起こる。今度も金のありかに迷わず真っ直ぐ向かって、大金を盗んでいる。富麻呂の御札も貼ってある。と、のぶは茜から、「京の公家と偽って、占いや祈祷で詐欺を働くいたり、信者から金持ちの家を聞き出し、その家に強盗に入った男」の話を聞く。のぶは富麻呂に話した家が、もし強盗に入られたら、お詫びのしようもないと、自ら囮となって、強盗の富麻呂を捕まえようとする。「我が家にある三百両を、息子の出世のために使うが、占いはどうだろうか」と富麻呂に誘いをかけた。案の定、夜更けの武田家に賊が入り、逸馬と信三郎が迎え撃ち、のぶも闘って、賊を捕まえる。賊の頭は、橘富麻呂だった。川崎麻世が演技するの初めて見たけど、歌舞伎役者みたいね、顔は。信三郎の母上、チャンバラに加わるなんてハラハラしました。 ★★★