タイガー&ドラゴン 第4話「権助提灯」
独身で両親もいない虎児(長瀬智也)は、夫婦に関する小咄(こばなし)が理解できず、どん兵衛(西田敏行)らに夫婦の心得を聞いていた。ある夜、どん兵衛は虎児を連れ、小春(森下愛子)が働くバーへ。彼女は、どん兵衛と組長(笑福亭鶴瓶)が大学時代に取り合った女性だった。さらに、虎児は組長も落語研究会にいたことを知り、どん兵衛にわざわざ弟子入りしたことを悔やむ。森下愛子さん、クドカンの常連ですね。彼女と師匠と組長は大学時代の3角関係。若き日の思い出。なんで西田敏行が岡田准一になり鶴瓶が長瀬智也なんだ!小春ちゃん役は伊東美咲・・・そして虎児は告白の話を両方から聞くけどまるで逆。そこが面白いねぇ。組長が落研と知りそれなら落語組長に習えたんだと虎児。「権助提灯」も妻と愛人との3角関係の話ね。男を取り合うのではなくうまいこと言って押し付けあう話…組長と師匠は小春を今は妻のいる身。お互いに泊めてくれと言う小春を押し付け合い夜が明ける。虎児はそれを「権助提灯」になぞらえて落語をする。目の付け所がたまらない。クドカンすごい! ★★★★★