俺たちの箱根駅伝 下 池井戸潤著
ついに迎えた1月2日、箱根駅伝本選。中継を担う大日テレビのスタッフは総勢千人。東京~箱根間217.1kmを伝えるべく奔走する彼らの中枢にあって、プロデューサー・徳重はいままさに、選択を迫られていた――。テレビマンの矜持(きょうじ)を、「箱根」中継のスピリットを、徳重は守り切れるのか?一方、明誠学院大学陸上競技部の青葉隼斗。新監督の甲斐が掲げた「突拍子もない目標」の行方やいかに。そして、煌(きら)めくようなスター選手たちを前に、彼らが選んだ戦い方とは。全てを背負い、隼斗は走る。どれをあげていいかわからないくらいの感動が散りばめられている本です。 これ以上の箱根駅伝はないというくらい感動。辛島 アナウンサー 素敵でした。ちゃんと悪役も入れてきて イラつくところも作っているところも池井戸潤。やっぱり 最高。 ★★★★★