オレンジ色の陽だまりの中で

今日は午前中どしゃぶりのが降っていたのに
お昼を過ぎてからピタっと止んでが出てきていた。
この雨続きで家でじっとしていた子供達が暴れだしたので
野獣さんと４人で近くの山にドライブに行くことになった。

目的地の山には多少有名な滝があり、観光客がよく足を運ぶところで
道の道中には天然の　サル　がよく出没している。
サル　以外にもシカや猪がいたりするらしいのだけど・・・
（実際あたしもシカは見たことがある）

その滝に向かう山道であたし達は早速　サル　と遭遇
動物園の　サル　は見た事ある子供たちでも、天然を見たのは初めてに近く
（りこっち　がまだ産まれてない頃に来た事あるぐらいだったので）
大興奮の子供たち

でもその　サル達　を発見したのは滝山から割と離れたところだった。
ここの観光名所と言ったら、　滝とサル　ぐらいのもんだろうに
ここ数年、サル　の被害が続出しており警戒態勢がしかれ
サル　がふもとに出ようもんなら警備員や店の人たちが
白く長い棒を持ってきては追い払う様になった。
客や店の安全を守るためにはいたしかたなく
その成果で　サル　の群れは思った以上に少なくなり
お客さん的にはちょっとしたスリリングを味わえなくなってしまった。

案の定、滝に着いた時には　サル　は全くいなかった。
滝の前でを撮り一同小休憩。
ソフトクリームを子供達が食べている時に運良く？１匹の　サル　が現れた。
河原で遊んでいた子供やカップルのギャラリーがわらわらと集まってくる。
あたしたちやお客さんは「待ってました～♪」と大賑わい
出店の人たちは店を守る為にスタッフと声を掛け合い大慌て
でもやっぱりこれが無くっちゃあお話にならないよね

帰り道、来た道とは別の道だったのだけど
いつもなら　サルの道　ってぐらい　サル　が餌欲しさに車道を埋め尽くしていたのに
これがまた一匹もおらず、子供たちが帰り道もとても楽しみにしていたので
Uターンして来た道から帰る事に。
先ほど発見した山道で　サル　と出会う事が出来たのでをパチリ。

ほんの数年前まではこんなことしなくても、すぐに　サル　を見る事が出来ていたのに
なんだかとっても寂しさを感じた。
そりゃあ毎日通っている訳じゃないから、パトロールの人たちの苦労なんて分からないけど
せっかく天然物の動物がいるのに勿体無い気がした。
なんとか共存出来る手立ては無いものなのかなぁ・・・

人間ばかりが得をするこの生態系を何とかしなきゃ
野生の動物達の未来はどうにもこうにも無さそうです