心地良い時
どんな時でも不安を抱えていないと不安な人がいる。以前のあたしがそうだった。何か悩みが無ければ不安だった。無ければ無理矢理悩みを見つけ、その事について頭を抱え自分を苦しめていた。悩みの内容なんて悩んでもしょうがない事ばかりなのに何処からともなく引っ張り出してきては不安におののきその不安を抱く事で安心感を覚えていた。なぜそんな事で安心感を覚えるかって?不安を抱く事で人にかまってもらえると思ってたから。結局は人に依存し過ぎてたって事なんだろうね。今思えばバカバカしい。日々不安におののいてる人にいったいどんな魅力があると言うのか?きっと初めのうちは同情されるだろう。だけどそんな事を繰り返すうちに、きっと周りはうざたくなる。うざたくされて心地良い人なんて誰もいないはずだ。心地良いのは周りから暖かい微笑みをもらうこと。その微笑みをもらう為には自分が向上心を持ち、揺るがない心で人と接する事。そして微笑みを絶やさない事。他にも沢山の方法があると思う。だけど、これだけでも人との付き合いは大きく変わる。不安な気持ちを捨てるにも勇気がいる。だけど、その不安な気持ちをかなぐり捨てる事が出来れば新しい自分との出会いがすぐそこに待っている。心地良い時がすぐそこに待っている。