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カテゴリ:介護
今朝、資源ゴミの回収がありました。 私も缶や瓶を出しに行って驚いたのが、アルコール関係の缶や瓶の量の多さでした。 外出するのを控えた方が多かったのだと思います。 夜の商店街はガラガラでした. やっぱり、家に居るのが落ち着くんだろうなあ。と思います。 全ての方に当てはまるとは言えませんが、こんな風に心の経過をたどる方が多いと言われています。 私はなぜ?怒っているのか?どうして落ち込んでいるのか? これから向かう方向はどこなのか?を知る1つの指針です。 自分の心の変化は悪いことではないのです。 でも、変化で不安になったらモッタイない! 「あ~だからイライラするのか~」 「泣いていいんだなあ~」 なんて思えると「ふっ」と心が落ち着きます。 あくまでも自分の心を見るためにザッと書いています。 実際に被災はしていないけれど・・・という観点で書いています。 1茫然自失期(災害直後) ・恐怖体験のため無感覚、感情の欠如、茫然自失の状態となります。 ・自分や家族・近隣の人々の命や財産を守るために、危険をかえりみず行動的と なる人もいます。 2ハネムーン期 ・劇的な災害の体験を共有し、くぐり抜けてきたことで、連帯感を求め、それに向かって 努力したり、意識します。何かをしようと思い、援助することを考えます。 全体が暖かいムードに包まれます。 3幻滅期 ・混乱がおさまり始め、復旧に入る頃 ・援助の遅れや行政の失策への不満が噴出します。 ※人々はやり場のない怒りにかられ、けんかなどトラブルも起こりやすくなりま す。飲酒問題も出現します。 4再建期 ・復旧が進み、生活のめどがたち始める頃 ・復興に積極的に参加することで、自分の行動への自信が向上します。 ・フラッシュバックは起こりえますが徐々に回復してゆきます。 早い遅いは関係ありません。 今、自分はココかな?次はこう変化するのかも?とわかればいいのです。 ではどう過ごしたらいいの? 第一番に・・・・ なるべく今まで通りの生活をしてください。 食事や睡眠など日常生活のリズムを崩さないように。 お酒は控えめに。。。 家族や周囲の人々に影響をあたえ、家庭内、集団生活上トラブルが発生する可能性があります。 何だかイライラ。。。。深呼吸をしてリラックスするようにしてみましょう。 人のつながりを大事にしましょう。ご家族同士はもちろん、ご近所同士で、声をかけ合いましょう。 信頼できる人に話を聞いてもらうことは、こころを軽くするのに役立ちます。 ただし、無理に話すことはありません。 (外傷ストレス関連障害に関する研究会 金吉晴「心的トラウマの理解とケア」第2版:じほう(2006)から 一部引用) 私が一番言いたいのは、感情を抑えることを薦めているのではないのです。 独りで「心が揺れ動く不安」を抱え込まないで欲しいのです。 あくまでも不安要素を取り除く観点で書いています。 だって、イライラするなら発散すればいい。 でも、人と争ったり、人間関係でギクシャクしない方法でしてほしいのです。 きっとその後、後悔したり、修復したりするのに、時間も気も遣っちゃうでしょ? もちろん人間関係の中にはケンカも必要だけど、今はね・・・ そう、。、。。今は・・・少しでも穏やかに過ごしませんか?と言いたいのでした。(*^_^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.26 13:03:45
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