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今日は仕事帰りにBestBuyに寄った。なぜならば、友人に借りたビデオテープがデッキの中でスタックしてしまったからだ。それもただのビデオではない、あの、ヨン様の出ている「冬のソナタ」のビデオだったのだ。最近、ワシントン界隈の日本人達(というか主に私の職場の日本人達)の間でちょっとした冬ソナブームがあり(日本にいる人からするとちょっと遅ればせ?)、このビデオは何人もの手を経て、ようやく私の所にやってきて、かつ私の後もウェーティングリストがある状態なのだ。だから、突然ある日ビデオが止まってしまっていて、テープが出なくなったのには大変焦った。
とうとう電気屋に持っていくしかないという事で比較的近くにあったベストバイに行き、ビデオデッキを解体して取り出すことに。「Geek Squad」の人が蓋を開けるのはたやすかったが、その後テープはかなりいろいろな器具の周りに迷路のように入り組んで入っていて、テープ取り出しは傍で見ていても並大抵ではなかった。釘を一個一個取って薄いテープを傷つけないように迷路状の器具をはずしていく。。。結構中身はコンピューターのように複雑な構造なのだ。でも、なんとかテープは取り出せて、当然デッキは捨てることに。元々電源が動かなくなっていたので、修理したとしても大変だったと思う。テープを試しにエンジニアの黒人のお兄さんがお店のTVに映してみた時に、画面にばばっと、どアップで主人公のユジンが涙を流している場面が出て、ドラマチックなBGMが流れ、「チュンサンごめんなさい」かなんか言っていて、周りのアメリカ人がなんだなんだ、という風に見ていてちょっと照れた。 という事でビデオデッキはDVDがあるので迷ったが、結局一応買うことにした。もうDVDがあってビデオを見る頻度は少なくなると思って、一番安価なものを求めようとしたが、結局だんだん見ているうちに、やっぱり音はステレオじゃないとね、とかソニーの方が耐久性がいいかな、とかいって、超特価のものにはしなかった。レジの所に持って行ったらお兄さんに「どうしてVCRを買うのだい」と聞かれ、もう時代遅れの技術をなぜ未だに使うのか不思議、みたいな顔をされた。もうレコードはなくなり、CDに取って変わったのと同じでVCRがなくなり、DVDだけになるのも時間の問題なのだろうか。でも、家に映画のビデオがあるし、全くビデオテープが見れなくなるのも不便、と思って買ってしまった。 面白かったのは、金曜日の夜に電気屋さんに行くのはこの私ぐらいかと思ったら、入り口付近で同時に二人の日本人女性の友達にばったり会ったことだ。一人は同じ職場のMさん、もう一人は別の公的機関のEさん。二人とも結構大型のコンピューターないしは家電を買って、積み込んで帰るところだった。私としては普段と大分違うパターンの行動を取ったつもりだったが、結構みんな家電の買い物してるのだと知った。いずれにしても、すごい偶然だ。そういえばエンジニアのお兄さんも私のデッキが日本語表示だけどと言ったら、「最近は日本語のを持ってくる人が多くてねー Japanese勉強した方がいいかな」と言っていた。結構サービスセンターに来る日本人が多いらしい。 という訳でこれからビデオとテレビを接続しないといけない。昔は電気器具好きの父に全部お任せだったが、今は自分の力でなんとかやり遂げなければいけない(大げさ)。そうすると冬ソナの続きがようやく見れる。私はヨン様ファンでは特にないが、ストーリーの先行きには興味があるので楽しみ。また眠れない夜が続きそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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