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Y’s 発展・開発途上日記

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yumix08

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2005/05/24
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は再びファンドの案件の審査の続きでNYに出張に来た。この前書いたドラムセットが置いてある?同じ投資ファンドに再び訪問、初期段階プロポーザル作成のための情報収集にやってきた。NY中心街にあるこのファンドに今回は上司は来なくて、一人で訪問。

社長は気さくなアメリカ人のお兄さんという雰囲気だが、行くと自らドリンクは何が飲みたい、何を持って来ようか、と腰軽く動き回って気を使う。社長以外の周りのスタッフの方が年齢は上で、経験年数も長そうだけど、この若い社長のことを何年も知っていて、仕事振りを熟知しているので、大手インターナショナルバンクからこちらに移ってくる気になったという。どの人もトレードファイナンスのその道20年とか、そういう熟練レベルだ。この社長は各地の大きなコンファレンスのスピーカーとして呼ばれるなど、超大型輸入業者で経験が長いこともあって、その世界では良く知られた人らしい。そんな人だが、朝アポの確認で電話した時にミーティングしながら何かランチを頼もうか、と言われて別にいい、と言ったのに、気を使って話しながら食べるためのお寿司?!を取ってくれた。飲み物も日本人だと思って、気を利かせたのか緑茶を持ってきた。なので、再びヘッジファンドでロックバンドのドラムセットのある部屋で案件の話をしながら、お寿司を食べ、緑茶をすする、という不思議な?光景となった。

クライアントは大体常に感じはいいものとは言え、ここの人たちには本当に肩肘張らないカジュアルな親切さがある。

お寿司を持ってきてくれたやや年配の男性スタッフはウェーターのように(自分でそう言っていた)、他に何か必要ですか、何か飲みたいですか、と丁寧にちょっとおどけて聞いているが、実は某大手NY銀行の中南米部を全部統括していた元支店長クラスの人だったらしい。それも全く嫌味な感じなく言って、むしろそういう自分をお茶目に楽しんでいるようだ。他のスタッフによるとその当時のドライにびしびしと仕事をしていく雰囲気と、今ファンドに移ってきてからでは印象が全然違うらしい。今の好々爺然とした雰囲気からはそんなドライさは感じ取れないが。。。

さらにヘッジファンドとはいえ、人間らしい雰囲気をまた感じたのは、今日のミーティングの部屋の中にドラムセットが置いてあるので、その話が出たら、社長がギター弾くよ、と言いながらまた即効の腰の軽さでそこにあるギターを持ってきて、頼んだわけではないけど、曲を弾き始めたことだ。ちょっとジャンジャンとか上手に弾いてみせた後で、とまあ、そういう訳だけど、自分はヘッジファンドのバンドの中では実はドラマーなんだ、とくるくると変化・展開する会話のテンポと繰り出される行動にどんどんこちらもついていくしかない。その直後に全く違う次元の私のファンドのオペレーションやストラクチャーの質問にもさっとついてくる頭の回転の速さ、切り替えの早さはさすがという感じだ。

これで3つ目に見る投資ファンドなので、同じ業種なのにそれぞれにファンドのキャラクター、ステージが違っていて、比較できるのはとても面白い。

ミーティングが終わった後の夜は、ブラジル・リオで偶然再会した起業家の友達が薦めるセミナーに参加。ミリオネア○○○というようなタイトルなので、要は如何にお金儲けをするか、みたいなセミナーに一見思われるが、motivational speaker的な感じだ。前もって登録しておいたはずなのに、行ってみると関係なく、3ブロック以上先の見えないところまで続く長蛇の列で、本当に建物に入れるのか、という位のすごい集客ぶりだった。NYにはリッチになりたい人がたくさんいるらしい。。

内容は要約すると、成功の度合いは、誰もが子供の頃からの親や環境によって無意識のうちに教えこまれ、プログラムされた規模と範囲の中で自分の意識をセットされてしまっていることから、その範囲の中の成功しかできないようになってしまっている。その中には往々にして、お金持ちをネガティブに捕らえる傾向や、お金を設けることを悪いこととみなすようなことを親などから言われ続けてきた人にそれが多い。また、自分はここまで、となぜか思い込んでしまっている。自分の中のブループリントをまずリセットする必要がある。なぜなら、自分がポジティブに思って意図して目指したことしか、達成できないからだ。お金持ちの人は自分を億ドル規模、百億ドル規模、という成功幅で自然に考えられる人、それに変な精神的枷や、偏見がない人達なのだ。お金のないbrokeな人に限って、お金は重要なことではない、とかっこつけて言ってみたり、成功している人に対してresentの気持ちを持っていると言っていた。そういうのは全て成功をはばむエネルギーの使い方らしい。

一番なるほどと思ったのは、お金を稼ぐということはより多くの人の問題を解決してあげること、という発想だ。よりたくさんの人の問題を解決した人がより多くの収入を得る、ということ。

最初は寝不足で眠く、やや軽くみていたのだが、だんだん聞いているとなるほどと思わせる言葉はいろいろあったし、ユーモアを交えた話し方に会場の笑いもずっと途切れなくて、何かエネルギーをチャージされるような感じの話だった。これは別にお金儲けというアングルだけではなく、いろいろな他の事にも当てはまる見方かもしれない、と思った。要は、自分自身の見えないところのキャパ、器を変えて広げないと見える部分の物理的な成功もできない、ということかな、と理解した。ふむふむ。





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Last updated  2005/05/25 12:40:36 PM
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