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今日、ずっと取り組んできたファンド(約187億円)案件の調印式があった.中南米地域全体の中小輸出業者の資金調達を助けるファンドの立ち上げだ. 幸い、総裁本人が調印できる事になり、クライアントの社長と総裁のSigning Ceremony となった.クライアント側からは15人位NYとジュネーブ、インド、アルゼンチンの各地からBoard of directorsなどが来て、我が機関からもプロジェクト関係者、シニアマネジメントが20人位出席. 最後はシャンパンで乾杯、完了した開放感ですぐにほろ酔い気分に. その後は某高級ホテルでディナーが開催されて一緒に祝った.この事自体も嬉しかったが、物質的、実績的な事より、何よりクライアント一同が心底喜んでいる様子なのが、私としては一番嬉しかった. 人に感謝され、信用される仕事、機会を作る事ができるチャンスが与えられているというのは有難い事と思う.また、この案件を通じて、たとえばガテマラのゴマ輸出業者や、エクアドルの海老輸出業者が助かったりするのも開発援助効果として嬉しい. 帰りに一緒に祝賀会に一緒に出席した同僚で普段無口なあまり愛想のない人に、君は若いのだから、次に何をしたいのかを考えて、自分のスキルを活かしてどんどんやっていくべきだ(かなり省略)みたいな事をに言われ、最近忙しくて目の前の事ばかり考えていたので、心にずしっと来た. たっくさん話している人より、一回しか話さなくても印象に残ること、深い意味のあるメッセージをくれる人っているんだなーって思った.また、人はぱっと見の印象とも違うという事も学んだ.自分が何をしたいのか、というのは単純な事だけど、日々の忙しさ、ルーティーンに埋没していると忘れてしまう気がする.一つ大きな課題をやり終えたので、もっと幅広く、見つめ直す良い機会だというヒントだったのだと思う. あまり普段利害や関わりもない、親しくもない人が急に直感的に人生の先輩としてアドバイスしてあげようと思ったのだろうか、妙に考えさせられ、刺激されるコメントだった. 今日こうして得た新しい視点を明日になって、忘れてないといいなと思う(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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