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Y’s 発展・開発途上日記

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yumix08

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2006/05/25
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カテゴリ:カテゴリ未分類
グランドキャニオン旅行の途中で、2週間ほど前に車の事故にあってしまった。今までの人生で交通事故も入院も初めての経験だった。(事故や怪我、病院などの内容を読みたくない場合はこの先読まないで下さい)

本当に本当に幸い同乗の友人に怪我はなかったが、車が完全に360度横転したため、その時に左手が地面に叩きつけられて、私は左手をかなりダメージしてしまった。ただ、命に別状がある内臓へのダメージ、どこか長期的に麻痺したり、または歩けなくなるなどという事がなかったのは、本当に不幸中の幸いだった。今も左手は完全に包帯で巻かれて固定された状態、右手は点滴の管がつながれた状態だが、普通に歩くことはできる。

事故直後は、左手が血だらけで、指がねじれたように曲がり、手の皮膚がめくれてしまっていて、本当にひどい状態だった. 血まみれで一瞬自分の左手がなくなってしまったかととても恐ろしかった。ちゃんと手はあったものの、見るのも恐ろしい悲惨な状態だった. 自分でそれを見て気絶しなかったのが不思議な位だ。しかし不思議と幸い意識もしっかりしていて他の体の部分も大丈夫だったが、左手が燃えるようにとにかく痛かった。手がどうなってしまうのかという恐怖も一杯だった。このまま手が使えなくなるかと思った。

事故現場に帰宅途中で偶然通りかかったチリ人のおじさんが緊急医療の専門家(PA)だった。本当に奇跡的にその人が通ったお陰で、救われた。おじさんがIt will be OK.と声をかけ励ましながら、てきぱきと私の血だらけの手の止血、固定するように布を巻いてくれ、救急車が来るまでずっとそばにいて励ましつづけてくれた. その人の仲間は私の友達が少しでも気持ちを安定するようにつきっきりでいてくれた. 他にも通りがかったアメリカ人の若者達5-6人が関係ないのに、警察や救急車が来るまで皆が一緒に待っていてくれたのは、心強かった. 事故が起こってから周りに誰もいなかったら大変なことだった。

おじさんは救急車とは関係なかったが、救急車の人よりも慣れていて、救急車に担架でのせてからも私に痛み止めを注射し、私が病院に行けるのを見届けたら風のようにいなくなってしまった。後で病院の人に聞くと近くの病院まで3時間かかるアラスカでPAをしていた経験があり、私が運び込まれたアリゾナ州の病院でも前に勤務していたらしい. だから大変な状況下でも手慣れていて、落ち着いて最善の対応をしてくれたのだと思う. 退院したらおじさんを見つけ出して、お礼を言いたいと思う. 救急車の中で私は「早く手を治して下さい」と痛みをこらえながら言い続けていた気がする。あと、友人が大丈夫か心配で何度も聞いて確認し、怪我してないと聞いて安心した。

救急車で近くの病院に運び込まれた後は、首や脊髄などに異常がないかCTスキャンとX線を取られ、左手以外は異常がないことが確認された。私は痛み止めの薬を打たれ、点滴を付けた状態でヘリコプターでラスベガスの大きな病院に運び込まれることになった。担架に乗ったまま、軍医のような制服を着た人に運ばれ、ヘリコプターに乗せられた。固定されて痛み止めを打たれた朦朧とした状態で、かろうじて頭を動かしてヘリコプターの窓の外を見たら、上空からラスベガスらしき夜景が見えた。初めてのヘリコプター経験がこういうものになるとは思わなかった。1時間位でラスベガスの病院で緊急病棟が周辺の地域で一番大きなところ- University Medical Centerのヘリポートに着いた。私はそばに来る看護婦、医者の誰もに早く手を治して下さい、とうわ言のように言い続けるしかなかった。そのまま麻酔をかけられて緊急の手術に入り、気が付いて起きた時には病室にいた。





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Last updated  2006/06/07 10:37:50 AM
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