Everyday　HONOBONO　

「日食が見れるよ」
と、会社のおとうさんから電話をもらって
ほーちゃん、まなちゃんも急いでベランダに出ました

最初は曇っていたけど、だんだんと少し日が差してきました


黒い下敷きや、サングラスなどちょうど良いものがなかったので、
クリアファイルや、濃いいろのビニール袋。
その後、いろいろおもちゃ箱の中から見れそうなものを探してきて

結局、カードのファイルやおまけでもらった定規など、
いろいろ取り出して見てみました


皆既までは見れなかったけど
「おひさま、三日月みたいだね」
と、ほーちゃん。
「おひさま、ねんねしてた」
と、体を横に倒して言うまなちゃん。

しょうちゃんも、おばあちゃんに抱っこされて、
ちゃあんと、欠けたおひさまを、まぶしそうに見ていました

そのあと、だんだんおひさまが大きく見えるようになって
いいお天気になりました

さっきは曇ってたから暗かったのでなくて、
おひさまが隠れて、暗かったのかしら・・・

今度、見れるのはまた何十年後・・・？
その時、子どもたちは今日のことを覚えているかな？