昨日は、中学校『母の会』主催の美味しい企画に参加した。
ホテルのレストランで食事をした後、
劇団四季の『ソング&ダンス』を観劇、
そのあとで、ちょっとしたセミナーを受ける、というもの。
食事の方は、時間の関係もあり急いで済ませた。
ミュージカルを観るのは、2回目。
初めて観たのが、
ブロードウェイの『ライオンキング』だったので、
劇場に入った瞬間、「せま~い!!」と思った。
しかし、歌い手さんのボリュームのある声や、
すばらしいダンス、音や光の演出に感動した。
(ストーリーがあるものだと、なお、よかったのだが・・・)
舞台終了後、監督さんの案内で舞台の裏側を見せてもらった。
その劇場は小さい方だというが、劇団四季さんの劇場なので、
自由にセットが組めるようにしてあるのだという。
基本的には何もない舞台に、演目に応じて
セットを変えていくそうだ。
舞台に上がり上を見ると、
照明の機材が、天井一面をうめつくしている。
これも、演目ごとに変えるそうだ。
上部には、緞帳をそのままの状態で飛ばせるだけの
スペース(その劇場では約20m)があり、
奈落と呼ばれる下部層(約3m)もあるという。
舞台の右横の、上手袖といわれるところには、
セットが所狭しと置いてあった。
男性の役者さんはここですばやく衣装変えをするそうだ。
女性には簡単な着替えのスペースが用意されていた。
反対側の袖には、セットを動かすための
太くて丈夫なワイヤーが、何十本もあった。
その重たそうなワイヤーを、
基本的には人が操作をする、というので驚いた。
電気に頼ると、すばやい動きができないということだった。
実際に、舞台の裏側を見たのは初めてだったので、
とても興味深かった。
よい経験ができた一日だった。