日経新聞の夕刊を見ていたら、
『専業主婦 一息ついて』という見出しが目にとまった。
専業主婦が、子どもを、買い物や習い事などのリフレッシュや
通院など、理由を問わずに預けられる事業に
取り組んでいる自治体が増えてきていると言う。
その背景には、専業主婦の育児負担の高まりがある。
専業主婦のほうが、働く母親より子育ての負担感が重いという。
子どもを保育園に預けている、共働きの母親の場合、
会話などで救われる面もあるが、専業主婦の場合
ひとりで煮詰まりがちということだ。
こういう事業が、もっと盛んになれば、
母親のうつ病や、幼児虐待なども減るだろうと思いながら
記事を読んだ。
私がかつて、そういう状態にもろに陥っていたから・・・
中3になる男の子(一人っ子)が幼かったころ、
周りには、親も知り合いもいなかった。
だんなは、帰りが遅く、話し相手にはならなかった。
ほとんど、切れかけていた。
話し相手がほしくて、訪問販売のカモになったいたり、
いつのまにか、とある宗教団体のお仲間になっていたり、
虐待とまではいかないにしても、子どもに
辛く当たったり・・・
公園デビューをして、知り合った人から
一方的に子どもを預けられて
(うちは、一人っ子だから、もっぱら預かる方だった)
余計にパニクっていたり。
だんながもっと協力的だったら、あんなに
なることもなかったのかもしれないが、
いずれにせよ、周りの手助けというのは必要だと思う。
核家族が一般的になった今、
子育てには、地域力が必要だと思う。
『i-子育てネット』・・・各自治体の子育て支援サービスを
検索できる。