金八さんの授業で取り上げられている
相田みつをさんの物語を観た。
あの優しい、説得力のある言葉たちが、どのようにして
生み出されたのか・・・
相田みつをさんは、もちろんスゴイ人だけど、
奥さんがいなければ、相田みつをさんは
いなかったかもしれないと思った。
最初に、みつを青年が書いた絵のような
『逢』という字を
『この字、好きです、私。』と誉めたのも奥さんなら、
書の道で異端視される中、ず~っと、
『みつおさんの書く字が好き!』だと
言いつづけ、支えたのも奥さんだった。
中盤、『あんたがみつををだめにしてるんだ!』と
お義母さんから言われ、奥さんが
『みつをさんを殺しているのは、
お義母さんのほうです。みつをさんの
生き方をされてあげてください。』
と言い返すシーンがある。
スカッとする場面だが、ここにこの奥さんの
みつをさんに対する深い愛情と強さを感じる。
『この奥さんの生き方こそ、世の妻達のあるべき姿だ!』と
言われても困るが・・・
『つまづいたっていいじゃないか
にんげんだもの』
奥さんが、相田さんにそういわせたんじゃないかなぁ・・・