今日は、『子どもの日』。
『五月人形』や『こいのぼり』というたいそうなものは
我が家にはないのだけれども
毎年、菖蒲だけは買ってきて、お風呂に入れる。
祝ってあげる息子も、もう高1になってしまったので
『子ども』という年でもないけれど・・・
今年も、買い物ついでにスーパーで
菖蒲を買ってきた。
『今年も、無事に元気に過ごせますように・・・』
ところで、この菖蒲、あやめと似た花を咲かせるやつだ
と思っていたのだが、どうも間違っていたらしい。
それは、花菖蒲というやつの方で、
菖蒲っていうのは、サトイモ科に属し
なんとも地味な花しか咲かせないものらしい。
ドンキーコングゲームの沼に生息している
ちまき形の植物に似ている。
菖蒲は、古くから、『端午の節句』には
軒先に飾ったり、お風呂に入れたりされてきた。
菖蒲の、アザロン、オイゲノールなどの精油成分の香りが
邪気を払い、災難を除くといわれ用いられてきたのだそうだ。
頭に巻くと、頭がよくなるとか・・・!?
菖蒲には、鎮痛・血行促進効果があり、
腰痛や神経痛にもよいらしい。
葉より、根茎の方が、効果が高いみたいだが・・・
武家の時代になると、
『しょうぶ』の音が『尚武』に通じることから
男の子が生まれると、菖蒲がもてはやされたのだそうだ。
現在は、どうなのかな?
スーパーで菖蒲を手にしていたのは、
やっぱり、年配の方が多かったみたいだけど・・・