数年前、フレンチのお店に行ったときのことだ。
フランスパンに黒っぽい液体が添えられていた。
「これをつけて食べてください。」
お店の人に言われるがまま、おそるおそる
その黒っぽい液体をパンにつけて食べた。
甘酸っぱいような、濃厚な、癖になりそうな味だった。
「これ何が入っているんですか?」
「オリーブオイルにバルサミコ酢を加えたものなんですよ。」
これが、私のバルサミコ酢との出会いだった。
今朝のはなまるマーケット、とくまるは、
バルサミコ酢
あんまり使いこなせていないバルサミコ酢の使い方特集。
バルサミコ酢っていうのは、北イタリアの伝統的な酢で、
葡萄を煮詰めた果汁を樽で熟成したもの。
『調味料のキャビア』ともいわれているといっていた。
詳しく調べてみると、
北イタリアのエミリア・ロマーナ州、モデナ地方だけで
作られているそうで、原料の葡萄も
『トレビアーノ』という種類に限られているそうだ。
本場イタリアでは、サラダや肉料理、チーズやイチゴに
と幅広く使われている。
栄養価も高く、一般の酢と同じように
酢酸の働きによる、血圧上昇の抑制、疲労回復、
カルシウムの吸収を高める効果
食欲増進、血中コレステロール低下作用などがある。
また、葡萄の種子や皮に多いとされる
ポリフェノールの一種、プロアントシアニンが
黒酢の3倍以上も含まれており、
抗酸化作用が非常に高い。
美肌効果や、老化防止も期待できるそうだ。
バルサミコ酢、使いこなさないと、損だよ!!
バルサミコ酢ドレッシング
オリーブオイルとバルサミコ酢を、7:3(黄金比)の
割合でボールに入れ、塩・コショウ 少々を加え
よく混ぜ合わせる。
バルサミコ酢ソース
中火にかけて、3分の1~4分の1の量になるくらいまで
煮詰める。
グリル野菜や、お肉にピッタリ。
煮詰めるほどにランクが上がる。
常温保温で、1ヶ月もつ。
砂糖を加えると、デザートソースにも・・・
バルサミコ酢ドリンク
牛乳200ccに、バルサミコ酢大さじ1杯を入れ
好みでハチミツを入れて飲む。
オレンジジュースに入れてもおいしいんだって。
とんかつに・・・
バルサミコ酢(3)+ケチャップ(2)+中濃ソース(1)
ぎょうざに・・・
バルサミコ酢(2)+オイスターソース(1)
刺身(丼)に・・・
バルサミコ酢(1)+しょうゆ(1)
その他、煮込み料理にもいいのだとか・・・
短時間でもじっくり煮込んだような味とコクが出せるそうだ。
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