今日は、だんなの誕生日。
数日前から東京に出張していたのだが、
今日、ちょうど帰ってくる。
数日間離れていたので、ちょっと優しい気持ちになった。
『ケーキでも買ってやるか!』
買い物に出たついでにケーキ屋さんによって
小さめのフルーツケーキを頼んだ。
「これ、くださいな。」
「お誕生日ですか?」
「はい。」
「プレートにメッセージを入れますが
お誕生日おめでとうにしますか?
HAPPY BIRTHDAYにしますか?」
「えっ、あ、じゃ~ HAPPY BIRTHDAYで・・・」
「お名前は・・・?」
「○○○○です。」
「○○○○くんでいいですか?」
プ~ッ、くんって~ことはないよね~
「○○○○でいいです。」
これでも、かなり笑うよ!!
「ロウソクは何本入れましょうか?」
ロウソク・・・
ケーキがロウソクだらけに・・・
1本で10歳分の大きいロウソクをもらうか・・・
でも、さすがにだんなの年の分のロウソクをくれなんて・・・
「ロ、ロウソクは・・・いいですっ!」
みんなどうするんだろう・・・
おとなになってからもちゃんとロウソクもらうのかな?
それとも、ケーキは買わないのかな・・・?
だんなが帰ってきた。
顔を見ると優しい気持ちはどんどん冷めていくものだ。
夕食後、それでもまだ少しだけ優しい気持ちが残っていたので
ケーキでお祝いをしてあげようと
「ケーキ食べる?」
と声を掛けた。
「うん、食べる」
といったのは・・・息子だけ。
とうのだんなは、
「明日、食べるよ!」
だって。
まぁ、どうでもいいけどね~
ば~か!
って感じ~
お誕生日のケーキは、もう買わな~い!!