今年も、叔父からミカンが送ってきた。
毎年この時期になると、自分で育てたミカンや
薩摩芋、高菜漬等をダンボールに詰めて、送ってくれる。
でも、今年はちょっと違った。
ダンボールの蓋を開けると、生産者の名前が書かれた紙と
整然と並んだミカンが入っていた。
叔父は、春に肝臓を悪くして入院した。
もう退院して、うちに帰っていると聞いているが
ミカンのダンボール箱を開けながら、いろいろ考えてしまった。
叔父の話はさておき、今朝のはなまるマーケットでは
ミカンのパワーを紹介していた。
ミカンに多く含まれる色素、βクリプトキサンチンには
糖尿病等の生活習慣病や、ガンを予防する効果があるという。
いつもミカンを送ってくれる叔父が、
そういう類の病気になってしまったというのは
納得いかないところだが・・・
βクリプトキサンチンというのは、甘いミカンほど
その含有量が多いということで
１個３００円以上もする高級ミカン、
出島の華
という、長崎県佐世保市の温州ミカンが紹介された。
ミカンは、糖度１２度で甘いとされるらしいが
このミカンは糖度が１４度以上、傷ひとつないものに限るそうで
アミノ酸も豊富に含まれているそうだ。
なにも、この高級ミカンを食べなければ
駄目だというものではないが、
手に入るものなら、一度、食してみたいものだ。
１月には、少し傷があるものをジュースにしたものが
１本２５００円で販売されるらしいが、
すぐに、売り切れになっちゃうみたいだ。
そうそう、ミカンジュースは繊維が豊富で
ダイエットにもよいって～！
５Ｋｇやせて１０歳若返る！
出島の華はなかなか手に入らないかもしれないけど、
普通のミカンだって、βクリプトキサンチンは豊富。
１日２個のミカンで、生活習慣病の予防や、ガン抑制効果が
期待できるそうだ。
小さめで、へたの枝の部分が細く、形は扁平で
スベスベの触感のものを選ぶと、甘くて栄養価も高いのだとか・・・
ミカンを選ぶときの参考にしよう！！
でも、もし細心の注意を払って選んだにもかかわらず
す～っぱ～いミカンに当たってしまったら・・・
１ ミカンを手で揉んで１０分間放置した後、食べる。
（ミカンがストレスを感じて、酸を分解させる酵素を
出しちゃうんだって～）
２ 焼いて食べる。
（熱が酸を分解！）
３ 冷凍して食べる。
（酸が抜けて甘く感じるようになる・・・）
と、よいそうだ。
すっぱいミカンを、ジャガイモとあわせて
サラダも作ってたみたいよ～
最近は何でも全体食がよいと言われるが、
ミカンもご多聞に漏れず、皮ごと食するのがよいようで
ミカンシロップなるものも紹介されていた。
なんと皮には、βクリプトキサンチンが
実の３倍から５倍含まれているんだって。
ミカンのへたを取り、塩でこすり洗い、水で流したあと
皮と実に分けて切り、水と砂糖とショウガを加えて煮る。
ビンに入れておけば、１ヶ月くらいはもつそうだ。
漬物とあえたり、ソースにしたり、
ホットミカネードで・・・
ゆず茶みたいな感じかな！？
ミカンシロップ 材料
ミカンの皮・・・６個分
水・・・１カップ
砂糖・・・２分の１カップ
ミカンの果肉・・・６個分
ショウガ・・・１片（千切り）
叔父のおかげで、当分は美味しいミカンを食べられるが、
すっぱいミカンにあたったときには
ミカンシロップを作ってみようかな～！？
