: : f r a i s : :

期間限定公開になるかも。
(と思ったのですが、これからの生活のベースとなる要素が多分に含まれているので、多分残しておくことになりそう・・・)

先日ヒプノセラピーを受けてきました。
催眠といっても、TVなどでよく見かけるような何かに乗っ取られてしまった感じにはならず、外界の微かな物音も判別できたし、意識は始終明瞭でした。
誘導されるままに扉を開けて光のなかを抜ける直前まで「まだ心が整っていないのでは？」と焦っていたほど。
でも、ちゃんと思い出せたというか、見えたというか、感じることが出来ました。

光を抜けて自分の足元を見ると、靴を履いた肉体の足ではなく、足の形をした光が暗闇に浮いていました。
霊妙な半透明の衣をまとった私は、独り宇宙空間に浮いていました。
七色に輝く雲の中に、ある建物(とでも言うべきか)が浮かんでいるのが下方に見えるのですが、磁石の同極同士が反発し合うときのような抵抗を感じて建物に近づけません。
「まだ私はそこにかえってきてはいけないんだ」
とわかるのですが、ひどく悲しくなりました。
中に入るように誘導されたので、意識をその建物の中に落とし込むように少し力んだら、他の仲間達と一緒に年配の男性とある青年が中にいるのが見えました。
理屈ぬきに「今生の彼らだ！」とピンときてから、姿形が異なるのに気付いたという感じ。
でも波動や雰囲気は地上で感じるよりも強烈。
年配の男性は明るくて楽観的。
でも青年はすごく嘆き悲しんで怒って悔やんで苦しんでいて、とても辛そう。
彼は彼より先に地球に出立することになった私の身に起こる危険な出来事を予知していたのに、どうにもできなかったから。
私のことで一番心を痛めていたのは彼だったのに。

大分省略しましたが、簡潔に書くとこういう感じでした。
彼らの感情や声は伝わってくるのですが、ストーリーらしきものは展開しませんでした。
青年に心の中で話しかけたら、彼の前に浮かんでいる私(さらに私よりも小さい光の玉のようなものが私の傍らに浮かんでいました)の周りには繭のようなシールドがはられているのが見えたり、彼に触れようとしてもどうしても腕が届かない感覚があったりして、やはり私がそこに姿を現してはいけなかったようでした。
それも青年の様子に動揺して、詳しい時とか位置などを尋ね損ねてしまいました。
ただ、私が一度だけ地球に転生すると決めてそこを離れた後の出来事、過去世というよりも今生と切り離せないある時のことなのはわかります。
セラピー直後に、これは地上の出来事と連動している現在進行形の世界のある光景ではないかと感じたのですが・・・落ち着いて考えたら私よりも先に地球に生まれているはずの年配の男性もいますしね。
普通に考えたら整合性のない話ですが、私の知識と直感でこういう仕組みになっているのかも、というのは感じるので、またきちんと調べ直すつもり。
でもこれだけでも、地上に起こった数々の現象の奥の奥に潜んだ深い理由が一挙に理解できて、私の頭の中で色々なことが覆されていきました。

ということで、とんでもない話になってしまいましたが、ネビル・ロウの「過去世セラピー」にも地球以外での過去世を感じた人の体験談が掲載されていたのを読んで少し安心したので、ほんの少しだけ公開してみました。
ずっとずっと昔から地球には様々な魂が色々なところから転生し続けているので、そんなに珍しいことではないし、私には当為。
地球だろうが地球以外の宇宙だろうが、現象は現象(あらわれの世界)、未発の中の一点の展開。
それぞれにその形式や次元は異なるけれども。

さてその後。
「問題はそんな瑣末なところ(地上で起こった出来事)にあるのではない。もっと根源的なところにある！」
とあの青年に言われたので猛省していたら、今度は夢の中で彼がまた別の場所に連れて行ってくれました。
私の傷が修復できるかもしれない場所に。

セラピーを受けるかなり前から、ずっと私の魂に話しかけ続けてくれたのは彼の魂(肉体意識ではなく)だ。
セラピストに彼のことをお願いしたら、「その必要ないのではないか」と暗に諭されたけれども、「どうしても話しておきたいことがある」というメッセージを送って励ましてくれたのも。
クレイジーだと言われても、彼は私に「地球に生まれてきた本来の目的を思い出せ」と教えてくれたのだと思う。

とりあえず、これからの人生を生き直す為にも、まだまだ私の魂の修復と生長の過程は続きます。

「目的は勝つことではなく、心を開くことである」
『魂の伴侶ーソウルメイト』