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旅行先の食堂のテーブルの上に、奈良公園の(と思った)鹿の首の丸焼きがズラーッと並んでて吐き気。
出された食事の中にあった青光りする皮が生々しい焼き魚を食べたら、不味くて吐き気。
先日こんな夢を見て以来、お肉とお魚を見ると何だか複雑な気分に。
今日、近所のスーパーやコンビニでマクロビオティックの本を見つけたので買ってみた。
(購入したのは「かんたんマクロビレシピ」。マクロビのキホンが簡潔にまとめられていました。「キレイになるマクロビレシピ」と同じシリーズかも。)

「野菜は育った形跡をたどるように切るのがポイント」
何だかお日様のいいにおいがしてきそうで、素敵。

パトリス・ジュリアンも、マクロビオティックの精神を自分なりに応用して素敵なお話をしてくれていたけど、彼のように素材とお話してみるの、楽しいね。

「生活はアート」

時々、炊きたてのご飯や、お湯で茹でただけの野菜に何にもつけないで、それだけをじっくりと味わって食べてみるの。
お米だけでもこんなに味わい深いものだったなんて・・・って感動してしまうの。
治療の一環として、癌患者に干しぶどうを一粒ゆっくり味わいながら食べてもらうという、アメリカかどこかの病院のお話を聞いたことがあるんだけど、そうすると「今までこんなふうに食べ物をかみ締めて味わう余裕もなかったなあ」とか、患者さん自身がいろんなことを振り返ったり考えてみるよいきっかけになるんだそう。
そうだね、いろんなことに追い詰められているうちに、それどころじゃなくなってしまうもの。

静寂を聴く。
静寂に耳を傾ける。

そんな一時が持てるだけでも、幸せ。

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RAKUTEN

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最終更新日  2006年06月02日 23時29分21秒

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