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カテゴリ:身辺雑記
α7Dは、ミノルタ時代からαシリーズを使ってきた者にとっては待望の一眼デジ機でした。
性能の割りにはかなり高価なプライスタグが付けられていたカメラでしたが、長年のミノルタファンとして、大枚を叩いて新品を購入したのです。 しかしながら、出てきた製品は「意あって、力足らず」というべきものでした。 とにかくAFセンサーがしょぼい。また、AEの性能も練られていませんでした。 聞く所によると、ベース機はα銀塩機最後の傑作で、一眼デジ機のベースとなるべく作られたといわれるα-7ではなく、下位機のSweet-IIだといわれています。 当時のコニカミノルタ社内での混乱や業績の不振が、製品に出てしまったということなのでしょう。 もっとも、開発スタッフが自分たちが出来る範囲で精一杯のことをやったという意欲は伝わってきましたので、これをスタートにきっといいモノを出してくれることを信じていました。 しかし、コニカミノルタ社は、カメラをはじめとするコンシューマー向け光学機器を捨てる決断をしたのです。 このことを発表した、事務用機器販売からトップとなった当時の社長の態度からは「断腸の思い」ではなく「厄介払いが出来た」という気持ちしか感じられませんでした。正直、空しかったです。 しかし、αは残りました。 ソニーが「α」ブランドを守ってくれたのです。 だから、今は残念ながら買うべき機種が見つからないのですが、いつかは必ずこの恩に報いたいと思っています。 前置きが長くなりましたが、この機種のいいところは ・基本スペックはいまいちだが、操作はα7ゆずりでやりやすく、細かい設定が出来る。 ・縦位置グリップを使って単三電池使用可(現在のソニー機では単三電池の使用は出来ない)。 ・旧コニカの色が出る唯一無比の画像エンジン「SUPHEED」。 です。 SUPHEEDの出す色は、正直、好みではありませんがこれはこれで被写体を選べば独自の効果が出せると思います。 ソニーの色を出す「Exmor」を試せる日は来るのか? 欠点は・・・ ・遅くてたるい。 ・萎えるシャッター音。 ・AFとAEに、どーも信頼性がない。 ・・・。 しかし、まだまだしばらくは使いますよ。 ☆23日のニュース 盧武鉉・韓国前大統領が死亡 山で転落、自殺か http://www.asahi.com/international/update/0523/TKY200905230033.html プルサーマル用燃料、玄海原発に到着 今秋にも営業運転 http://www.asahi.com/national/update/0523/TKY200905230004.html 日ハム・中田翔、1軍スタメン出場へ ヤクルト戦DHで http://www.asahi.com/sports/update/0523/TKY200905230080.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.24 20:18:51
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