なんて言うか…
こんな事を書くのは恥ずかしいけど、ふと思ったから書いてみようと思います。いや、なにも格式ばって言う事じゃないんだけど、友達の、私が親友だと思ってるこのことです。彼女は今日、正確に言えば昨日専門学校の入試でした。彼女のことを応援しながらふと考えてしまったんです。今までこんなに好きな友達がいたか、と。私は友達と友達でなくなるのが得意です。高校一年の時にすごく仲がよかった子とも、二年の時にすごく仲がよかった子とも、今ではほとんど会話をすることはありません。もっと言えば廊下ですれ違っても挨拶すら気が向いたときでないとしません。確率で言えば20%くらいのものです。人と疎遠になるのが特技なんです。しかもそれを別になんともありません。多分自分の中でその場しのぎの友達なんだと思います。それを友達、と定義するのであれば、の話ですが。そういう「友達」はいっぱいいて(それでもすくないとは思うけど…)それが一人減ろうが、二人減ろうが、高校生活を無事に終えることが出来る限り、それに対してなんの執着もありません。でも、彼女は、彼女だけは違うんです。彼女が大好きなんです。彼女が元気じゃなかったら心配するし、彼女が怒ってたら不安になるし、彼女がいなかったら寂しくて寂しくてやりきれません。気に入らないことに関してはけんか腰な私が、彼女に対してはまったくケンカなんか売れません。彼女が私から離れてしまうのが怖い。怖くて怖くて壊れてしましそうで…。きっと彼女の代わりなんか見つからなくて。彼女に代わりなんているはずもなくて。失うかもしれない恐怖と、彼女が私から離れるわけがないという不思議な確信の間で揺れている。手に入れてしまったから。自分を心から全て受け入れてくれる人を手に入れてしまったからこそ。今ある彼女との距離が壊れてしまうのが怖い。どういう進路になったとしても県内に残る私と。どういう進路になったとしても県外に出てしまう彼女との距離。人間関係なんて実在する距離が離れてしまえばいずれ望まずとも希薄になってしまう。それが怖くて、悲しくて、切なくて、苦しくて、どうにもこうにもやりきれない。私がいくら彼女を思ったとしても「彼女」が私を同じように思ってくれるとは限らない。だから。時が経つことが。卒業することが。彼女と離れることが。こんなにも怖い。彼女以上の友達なんて出来ない。戯れ言に聞こえるかもしれないけど、これは断言できる。出来ない。出来るはずがない。彼女以上の友達なんていらない。偏りすぎてるってわかってる。こんなのは偏りすぎた思いだって分かってるけど。それでも彼女以上の友達なんてできようはずもないんだ。なぜなら私が彼女以外の人間を彼女以上に好きになるなんてあり得ないから(恋愛方面で言えば別になってくるかもしれないけど…)。こんなこと彼女には言えない。だって図に乗るし。恥ずかしいし。一番有力なのは、ひかれるかもしれない。一人の人間にこんなに傾倒してる自分がなんだか笑えてくるわけだけど。それでもいいと思ってしまう。彼女が私の友達でいてくれるなら。そんな自分も良いと思う。県外に入試を受けに行った彼女に対して私が思ったこと。