カテゴリ:子供は天使?悪魔?
聾唖重複という、聾唖者であり、その他の障害を合わせ持った子供達について描かれた作品。タイトルである「どんぐりの家」とはそんな彼らが集う施設の名称であり、実在する。 物語は、聾唖重複の子供を持つ家族や聾唖学校でのエピソードに始まり、やがて「どんぐりの家」が建設されるまでの市民運動に展開する。 この作品で描かれた聾唖重複の子供達の中には、自分自身でトイレにいくことも侭ならなかったり、しばしば自傷したりと、様々な問題を引き起こす。この様な子供達とどのように付き合っていけば良いのか途方にくれる家族や聾唖学校の先生達は、社会の偏見や、子供の進歩のなさに深く傷つき、そして疲れていく。それでもなお子供たちと生活していこうとする彼らは、子供たちを通して、多くのものを手に入れることになる。多くのものとは?それは作品中に引用された一つの詩に要約される。 「天から授けられたこの子によって/ますます強い信仰と/豊かな愛を抱く/ようになるでしょう」 聾唖重複の子供たちの周辺で起こる苦悩と、その克服のエピソードは、どれも涙なしには読めない。最初から最後まで泣き続ける作品というのは、この作品以外ないだろう。 ただ、このマンガを読んで、我々は「感動した」だけで済ませてはならないと思う。我々はこの作品に描かれた家族の様に、彼らを、いや人々を愛することができるだろうか。このような問いは殆どタブーである。なぜなら答えは「否」だからだ。 それゆえにこそ感動するともいえる。 ただ、この物語を単なる「物語」として消費するには余りにも惜しい(こんなこと書いたらもはや普通のレビューじゃないな)。愛は行為を伴う。作品に描かれたお母さんたちが自らの障害を持った子供と生活をしていくうちに変えられたように、我々もこの作品を読むことで少しくらい自分を変えてやろうという気持ちになってほしいものだ。 オマケ 夫「∥三(((o ・‘∀・´)ノ タダィマァ!!」 娘「・・・・」 夫「今日も機嫌悪いのか?今日はk君に会えたのに?」 娘「風邪が治って無いからちょっと熱がある」 夫「夜中布団蹴飛ばして寝るからかも? お父さんが抱っこして寝てやろう」 娘「寝なくてよろしい。k君ならいいけど・・」 夫「(; ̄Д ̄)なんじゃと? 不良娘 ポンポーン」 娘「触るな。鬱陶しい。(^▽^怒)・・・」 夫「お前 鬱陶しいって最近よく言うけど何所で覚えた? 意味知ってるのか?」 娘「馬鹿ねぇ 鬱陶しい。( ̄へ ̄)フン」 夫「可愛くない。お母さんお味噌汁欲しい」 私「夜は炊いてない。今から作ろうか?」 娘「お母さん お父さん甘やかすな・癖になる。 無いもの欲しがらない。ある物で食べる。」 夫「(っ`Д´)っ・:∴ゴルァ!!!!!! お父さんになんと言う事を・・・ 頭突き攻撃」 娘「御飯食べながら遊ぶなぁ ご飯のときはちゃんと御飯食べる。そんな躾ないよ」 また始まったぁ~ ┐( ー ー)┌ヤレヤレ 静かに優雅に食事したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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