浮沈子を油の層に飛び出させてみたら、ゲームができるおもちゃに。
「浮沈子(ふちんし)」という手作りおもちゃがあります。小さなプラスチック容器の中は水と空気。重りで調節して安定させてあります。ペットボトルを押すと容器中の空気が縮まり沈み,手を離すと浮き上がるという浮力を使ったおもちゃです。容器は空気が抜けなければなんでも大丈夫。今回は定番のお魚タレビンを使い,重りはワイヤーとビーズで作りました。これに先日氷の浮力を試したサラダ油を使ったらおもしろい動きをするかなおもちゃが浮いていると楽しいかな…いろいろ考えてプラスチックが浮くように食塩水にして重さを調節(ワイヤーをさらに巻いて,重くする)しました。沈まない程度ギリギリに調節し,油を入れると,浮力が大きくなって油の層にかなり出てきました。ぽっかり浮かんだ感じが面白いです。(一度失敗して沈んでしまい,復帰に苦労しました)ふと思いついて,棒針編みをする時に使う目数リングを界面に浮かべて,「とれるかなゲーム」をやってみました。外で撮ったのでカラスが鳴いてます。3回目で引っ掛けることができました。けっこう難しい。リングの大きさによって点数を変えることもできます。細長い容器で作ったらもっと楽しそう。こんなのどうかな? 水と油の間に氷を浮かべる実験はこちら水と油と氷の関係。 浮沈子の作り方は,お子さん向けの化学実験の本にはだいたい,取り上げられています。でんじろう先生の本では,ストローで作っていました。