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テーマ:猫のいる生活(139036)
カテゴリ:ゴミ系日記
10歳ちょっとになる飼い猫(♀)が
腎不全の診断を受けた。 連休で帰省したら、 ろくにエサも食わずに ぐったりと寝ているばかりだったので、 妻子と話し合って 近くの動物病院に連れて行ったのだ。 妻は「ニャッチ(猫の名前)は夏バテしやすいから」 と今回も大したことないという認識だったのだが、 いざ連れていって血液検査をしてみると、 腎臓の悪化を示す数値が これでもかというぐらいに 振り切れていたのだ。 ただちに入院措置をとり、 本日現在も入院して点滴やらなんやらの処置を受けている。 腎臓が悪くなるのは猫の宿命だ。 高齢になると慢性腎不全になる確率が結構高い。 しかも猫はかなり悪化するまで はっきりした症状を示さないので、 わかった時には末期、というパターンが多いらしい。 うちのケースもそうだ。 振り返れば、 かつてよりも体重が激減したなどの 目に見える変化があったのだが、 それはそれで年齢によるものと思い、 深刻視することはなかった。 明確な食欲不振でようやく、 ちょっとおかしいぞ、と気付いた次第だ。 もっとも、猫の腎不全というのは 防ぎようがないらしい。 遅かれ早かれ、 腎臓を患う猫は、患う。 今後、どれぐらい生きてくれるか分からないが、 忌の際を覚悟せねばならない状況になったということだ。 ニャッチはウチの長男(高2)が 小1のころに拾ってきた猫だ。 俺にはよくわからないが、 見る人はみんな美人だ、美人だともてはやした美貌の持ち主だ。 特に次男はニャッチの重病がショックだったようで、 昨晩は露骨に飯がのどを通らない乙女チックなリアクションを示した。 俺はいつかこういう、死を意識する日が訪れるのも 当然ながらわかっていたから、 あまり猫を溺愛することはしてこなかった。 あまりに可愛がると、こういうときにつらいから。 つーわけで比較的、冷静な俺である。 俺的には、無理に長生きしなくていいから、 願わくば、安らかに最期を迎えてほしい。 何か苦しそうだったり、痛そうだったりするぐらいなら、 スーッと安らかに永眠してもらいたいのだ。 それが正直な気持ちだ。 いやあ、あらためて思うが、 生き物を飼うというのは、 それなりの覚悟がないと、駄目である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 21, 2015 07:21:24 PM
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