テーマ:吹奏楽(3434)
カテゴリ:育児・子育て
長い間、ブログを放置してしまい、とても恥ずかしい限りです。
9月23日、キャロルの所属する中学校の定期演奏会が開催されました。 この夏休みもお盆休みを除いて、ほぼ毎日のように朝練、昼練、二学期が始まってからは親の許可を得ての夜8時までの練習など、 「あんまり無理したら、倒れてしまうで。いい加減にしときなさい!!」とこちらも怒ってしまうほどの練習ぶりでした。 毎日疲れきった顔をしながら、「今日も先生に叱られてん。無断欠席の人がおったから。」とか「合奏の集合が遅いって、また怒られた。もう先生怒ってばっかりやねん。。」とか、娘の口からはグチのようなものばかり。。 演奏会の前日などは、「もう、しんどい。。。演奏会なんていらん。。休みたい。。」とも。 親としても、せめて演奏会の前日は、早めに帰宅させて、翌日に備えるのがいいのではないかと思いましたが、帰宅したのは8時近かったのです。 当日も学校集合が朝6時半。キャロルが家を出たのは、6時でした。 お弁当が必要(夏休みもず~~~~っとお弁当を作りました。)とかで、私は朝5時起き。 部員の保護者もいろいろお手伝いがあるので、2時開演前に会館に集合し、私はプログラムの配布をさせてもらいました。 「こんにちは。アンケートをお願いします。」と声かけをするのですが、仕事柄、つい「いらっしゃいませ。」と言いかけて(実は何人かの方には、言ってしまいました。)あわてる事も。 そしていよいよ開演したのですが、それまでのいきさつがふっとんでしまうほど、吹奏楽部の子供達は、もちろんキャロルも生き生きと輝いて演奏していました。 思い起こせば、高校時代に吹奏楽部だった私も、親に随分叱られながら、クラブに燃えていました。クラブをするために学校に行っていたと言ってもいいかもしれません。 娘も私と同じ経験をしてるのに、親になった私は、子供に「いい加減にしなさい。。」などと言っているのです。。。 でも演奏を聴いていると、自分が高校生だったころにタイムスリップしたような気持ちになりました。 二部では市内の中学校では初めてのマーチングが披露されました。 複雑に隊形が変化するなか、キャロル(トランペット担当)が舞台正面最前列で逆三角形の頂点の位置に立ち、長い間しゃがんだり立ったりしながら演奏しました。 ビデオカメラで録画していた私は、最高の場所に立つキャロルをアップに撮りながら、涙が止まりませんでした。 三部で今年のコンクールの課題曲ブルースカイと、自由曲仮面幻想を演奏したあと、三年生の引退式が始まりました。 1、2年生がバックで演奏する中、先生から花束をもらい、中央のマイクで一言感想を言う3年生の姿に、再び私のゆるい涙腺が全開になってしまいました。 ふとキャロルを見ると、彼女も涙を拭きながらペットを吹いていました。 私は、3年生になって同じように引退するキャロルを想像して、ますます涙が止まらなくなってしまったのでした。 閉演後、夜遅くまで打ち上げをして帰宅したキャロル。 開口一番、「感激したやろ!!よかったやろ!!もうあんまり怒らんといてや!!」と私に言うのです。 でもあなたも昨日は疲れきって「もう明日なんていらんわ。どうでもよくなってきたわ。」とまで言って、心配させたんはどうなったん????と言いたい気持ちを抑えて、 「そうやね。ようやったね。また来年、がんばりなさい。。」と言いました。 演奏会に行けなかった夫とダグとともに、私の力作のビデオ上映会が始まり、 我が家の定期演奏会は終了したのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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