オランジェリー美術館
今回パリで訪れたのは、印象派巡りということでオルセー美術館と、オランジェリー美術館のふたつ。印象派グループの命名もととなる、モネの絵、「インプレッション、日の出」があるモルモッタン美術館も見ると良かったのだが、今回はパス。オルセーは、最近終わった修復の割に、以前とあまり変わらない絵の配置(と私は思うのだが)で、ちょっと見にくい。とりあえず、ゴッホの「星の夜」や、マネの「オランピア」またクールベの「世界の起源」などをばっと見た。オランジェリーは、長い間修復をしていたために、始めての訪問。セーヌ川横にあるチュイルリー公園の内部にあり、美術館自体がこじんまりしているので、疲れずに見ることが出来ていい。ここは、モネの有名な「睡蓮」の8枚の大きな絵があり、彼のカーブを描いた絵に合わせて、美術館の壁が作られている。今回は彼のジヴェルニーにある庭を見たおかげで、「あ、あの庭!」と池に写る雲や光を睡蓮とともに見ることができて、とっても良かった。そのほか、オランジェリーには、ピカソ、セザンヌ、ルノワールやルッソーなどがあり、印象派ファンは欠かせない所といえる。オランジェリー美術館のサイトがあるので、良かったら。美術館は9時から18時まで。火曜日休館。チケット7,5ユーロ。ジヴェルニーのモネの家チケットと一緒に買うことも可能。(16,5ユーロ)