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ゆりんいたりあ日記

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2015年05月の記事

全23件 (23件中 1-23件目)

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トレビの泉インフォ

新聞ラ　レプッブリカに依れば来週にも足場が取り外され始めて、そろそろ修復が終わるという。今日の泉は前回同様で、彫刻の真中の部分が凱旋門になっているのだが、そこは足場がとれて綺麗に彫刻が見えている。両側の借景となっているポーリ館の建物の足場と修復の場面を近くから見えるようにとかかっている橋が取り外されるという。正確には橋は６月２日に取り外しが始まり、彫刻横の建物の足場は６月１５日から取り外しがスタート。足場や橋が取り外されたあとも修復は彫刻下の岩場部分などが続けられる予定。＊予定では今年秋には通常の噴水としてローマ市民に返されるという＊暑い夏にはお水が気持ちよさそうだけれど、もう少しのがまんになりそう。

2015.05.31

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エトルリアの地でワイン工場に

エトルリア人もワインを作っていた。彼らが使っていた大きなクラテーレ壺は、ワインと水を混ぜて宴会などに用いられたものだ。彼らが古代ローマ人に伝え、それが現在まで残っているものというのは、考えて見るとかなりある。建築、土木技術、灌漑、下水はもちろんのこと、貴族が墓に入れたという装飾したダチョウの卵は、命の源と死後の命の復活を意味していたが、それは現在のイースターエッグにもつながる。エトルリア人のネクロポリ近くにもいくつかのワイン工場がある。旅行会社の方を案内してあまり大きくない工場で、いいワインを作っている所を２件回った。白ワインも赤ワインも海風が強いこの辺では結構コクのあるいいものが作れる。個人的にはお酒は強くないのであまり沢山は飲めないが、いいものはすぐに分かる。良いブドウが獲れない年にはいいワインが出来ない年もあるという。ワインを作っている人から直接話を聞いたり、ブドウ畑を見せてもらったりということもかなり楽しかった。サイトがあるので紹介しておこう。

2015.05.30

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人さまざま

ネクロポリであるイタリア人の年配ご夫婦に会った。ローマの人はナポリほどでなくても、結構こうして知らない人でも話しかけてくる人がある。彼ら曰く、スウエーデンからの大きな団体がちょうど入っている、以前は大きなグループでもみんなタダで入っていたものだけれど、最近は６５歳以上でもみんなチケットを払うから良かったわ、という。昨年の７月１日から、今まで６５歳以上（ＥＵ内住民）はモニュメントや博物館がタダだったものが、普通料金になり、その代りに毎月第一日曜日がタダになった。シニアの人たちはがっかりしたに違いない。大体６５歳以上は年金生活の人が多いからやりくりも大変の人もいるだろう。そういう人たちは毎月の第一日曜日を待てということらしいが、そうすると良く知られているモニュメントはすごい混みようということになる。コロッセオはオープンの８時半前から長い列ができる。込み合う所は人数制限を作る必要があると言われている。日本人に関しては、ＥＵに住んでいる人以外は、シニア料金が効かなかったからタダについてはあまり関係がなかったのだが、毎月第一日曜日に関しては全てのヴィジター対象になっているからこれについては関係がある。今回お会いしたイタリア人ご夫婦の意見を聞きながら、改めて人さまざまだなと思った日だった。

2015.05.29

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エトルリア人のネクロポリを改めて

旅行会社の方がいらっしゃるので改めてチェルヴェテリのネクロポリ下見に出かけた。チェルヴェテリはローマ北海岸近くにある現在は人口が４万人の街になる。ここにあるネクロポリ（死者の街）はさらに北にあるタルクニアのネクロポリと一緒に世界ユネスコ遺産に指定されている。チェルヴェテリのネクロポリは、紀元前７世紀から６世紀にかけて当時のエトルリアの中で最も街の人口が多かったと言われるだけあって、とても大きい。現在のおおよそ４倍くらいの街の大きさであったと言われている。（エトルリアはアルノ川とテヴェレ川に挟まれる地域を言い、その地域に古代ローマ人たちに征服されるまで住んでいたのが古代エトルリア人になる。）実際には５つのネクロポリが存在していたことが分かっている中で、公開されているのが、バンデイタッチアのネクロポリ。今公開されている柵内のネクロポリの外にも沢山のトウムロ（古墳）があり、現在修復されているところ。しばらくするとそこも見られるようになる可能性が大きい。死者の街というと、しんみりした墓場を思われる方も多いからも知れないけれど、実際にはアグロロマーノと言われるローマ郊外の緑豊かな田園地帯にある大きな公園のような感じで、とてものんびり出来る所。ここのネクロポリが世界遺産になったのは、エトルリア人たちが死後の世界を信じ、死後の街も生前の街と同様にまた、墓内部も彼らの家に似せて作っているという点で、エトルリア人たちの建築や生活が伺えるために重要なものであるからだ。興味がある方はローマのテルミニ駅からピサやチヴィタヴェッキア行の電車で約５０分で来れるので、お奨めしたい。電車は各駅停車で、お値段は片道４ユーロ弱。ラデイスポリ駅で降りたら、駅前のタクシーでネクロポリと言えば大丈夫。ネクロポリは８ユーロ。帰りはチケット売り場のお姉さんにタクシーを呼んでもらうか、チェルヴェテリの町まで歩いて＊２キロくらい＊そこからタクシーかバスを捕まえることが出来る。タルクニアとチェルヴェテリのサイト同様だが、こちらはイタリア文化財管理局のサイトNecropoli di Banditaccia８時半から日没の一時間まえまで

2015.05.27

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ミヒャエル　エンデをまた

モモ愛蔵版著者：ミヒャエル・エンデ価格：3,024円（税込、送料込）楽天ブックスで詳細を見る娘の学芸会が今年も学期末にあるそうだ。イタリアの学校は夏前に終わる。地域によって異なるが、大体６月始めから半ばには終わってしまう。学芸会は「モモ」だと言う話で、ミヒャエルエンデをまた読みたくなった。日本ではかなり知られた本だけれど、イタリアでは知らない人も結構いるようだ。本好きの息子もまだ読んでいないというから、今度図書館で探してみよう。

2015.05.24

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余生を過ごすところ

昔からの友人Ｃが、パレルモ郊外の海の傍に家を買ったという。オペラ歌手をしている彼女は、もともとパレルモ出身。音楽家の前のご主人とはコペンハーゲンで暮らしたことがあるという人で、現在のご主人とは１２年以来一緒に暮らしてきて、昨年籍を入れた。現在はローマ郊外北部の海に遠くない場所に住んでいる。ご主人はローマ出身。彼女の沢山いる兄弟もほとんどがローマに住んでいるので、２年前にご両親もローマ郊外に引っ越ししてきた。だから、もうパレルモには縁がなくなって、と笑っていた彼女だったが、ご両親の家がまだシチリアに残っていることもあり、またご主人の仕事の関係でときどき故郷に帰るとやはり自分の場所という感じがするのよねと話していた。長年ローマにいても自分の場所と言う感じが全くしないという。それは、彼女曰く、人間関係にあるらしい。パレルモでは昼から夜までいつも招待されっぱなし。もちろん小学校からの幼馴染たちだ。ローマでは友人たちとの付き合いが至って表面的だと彼女は言う。（まあ一応都会だからね～）そこで、彼女は今家の値段が下がったこともあって前から目をつけていた、パレルモ郊外の海の家をゲット。そこは少女時代夏を過ごした懐かしい場所だと言う。幸い、金利も下がっているからローンを組むにも良かったようだった。家は修復が必要だから知り合いの建築家Ｆ（マルケ州のアンコーナから呼び寄せる）を呼んでいるのよという。不景気でご主人の仕事があまりうまくいっていないにしてはすごいな～と感心しながら、余生を故郷でという彼女の考え方に圧倒させられている。

2015.05.23

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ローマのオベリスク

ローマには何と１３のオベリスクがある。オベリスクはもともとエジプトの典型的なモニュメントで、有史以前の巨石建造物に起源をもつものではないかと言われる。四角い基台にやはり四角の柱が先が細くなって作られていて、柱には碑文が描かれている。一枚岩で作られているため、また大きなものであるために大変重く、ナイル川を使って運ばれたという。エジプトではルクソールにあるアモン神殿の前におかれていることからも分かるように神殿の前に置かれていたものと考えられる。古代ローマではアウグストゥス帝以来、皇帝たちがローマ帝国の権力の象徴としてローマに持ってきた。（エジプトはローマの属州になっていた）また、ローマに当時沢山作られていたエジプト神殿の前に（当時は多神教でエジプトの神様も信仰されていた）置かれていた。現在古代ローマ時代に模造されたイミテーションのオベリスクも含めると、ローマには１３ものオベリスクがあり、世界でも一番多いという。現在のオベリスクのほとんどは、１５００年代の終わりにシクストス５世が巡礼者の目印になるように重要な教会の前に移動させたため、教会の前に置かれているのが、特徴になる。

2015.05.22

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歯医者に行く

歯医者に行くと何かこう引っかかることが多いので、なるべく行かないようにしている。＊よほど歯が痛むときは別＊とはいっても何年か行っていないしなとチェックに出かけた。＊イタリアは歯の治療は保険に入らないので、病院で治さない限りは全額自分もちになる＊＊勤めている会社によってはある程度もってくれるところもあるようだ＊まずは歯の清掃から。大体歯は大事にしているからそう悪くないと言われたが、歯茎が後退しているから歯ブラシを替えるように奨められる。優しく柔らかい歯ブラシで綺麗にしてくださいと言う話だった。＊今まではわざと固いブラシを探してきたのに＊歯茎が後退するとそこから歯が痛いような感じがするので、歯磨き粉もセンシテイブという歯に優しいものを奨められた。ふうん。歯は幸いに虫歯がなかった！が、犬歯で歯が削れている部分があるのでそこだけ治すことにしましょうと言われた。やっぱりね！

2015.05.21

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イエンガーヨガで充電！

このところ花粉症がひどく、強歩やヨガもどうしようかと思うのだが、やはりスポーツはいい。特に昨年から始めたイエンガーヨガは先生がいいのか、行くたびに充電出来た！という感覚が強い。行けない時には、家で多少するヨガだが、先生とするヨガは特に体調回復の働きが強いと確信。気のせいか、ヨガのあとは呼吸も楽になり、花粉症も一時的に良くなるような。ところで、ローマの街でも花粉がひどく飛んでいるこの時期、こちらにいらっしゃる方は花粉症のお薬をお忘れなく。

2015.05.18

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結婚２５年記念の続き

ということで、今年結婚２５年記念をする友人はフィレンツエ滞在を決意。フライトは今アラブ系列がいい値段をだしているのだけれど、結構時間がかかるのでルフトハンザでフランクフルト乗り換えで直接フィレンツエにしたようだ。移動が多いからと駅近くのホテルを取ったと連絡が入った。フィレンツエも街自体が美術館のようで綺麗な所だけれど、駅の構内や旧市街にスリやジプシーが多くなったから十分気を付けないと。トスカーナの小さな町、ルッカ、ピサ、シエナなどをローカル電車で日帰りしてみようということだった。フィレンツエも見る所がウフィッツイ美術館以外にも沢山あるからね～！！とフィレンツエで時間があったら欠かせないスポットをいくつか紹介した。例えば、ピッテイ宮殿とﾎﾞﾎﾞﾘ庭園。それからミケランジェロ広場の展望台とその上にあるサンミニアートデルモンテ教会。旧市街は、サンタクローチェ教会やメデイチ家礼拝堂などなど。旅行後の報告、楽しみにしていようっと。

2015.05.16

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結婚２５周年記念に

中学校の同級生から連絡があった。結婚２５周年記念に今年の夏イタリアに来たいのだけれど、という。早く結婚していればそういう年齢になるのか、とハッとした。記念に奥さんと仲良くゆっくりイタリアで過ごすのは最高だと思う。移動を避けて、滞在型にし、電車で日帰りの小さな旅行をとアドヴァイスした。最近は高速の電車があるから、ミラノ・ローマ間も３時間だし、ローマ・フィレンツエも１時間半になる。個人的には大都市よりも小さな町、例えばトスカーナのルッカなんか散策するのにいいんじゃないと話した。忙しいツアーに入るよりも、（まあツアーは安心は安心だけどね）ある程度英語が出来るなら、冒険をしてブラブラ歩きで夫婦水入らずの旅行がいいんじゃないの。いい思い出を作って行ってもらいたい。

2015.05.15

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ジロ　デイタリア続き

今日のジロも良かった。トスカーナのマレンマ地方を走っていた。この時期は新緑が綺麗だから、お天気がいいと最高の風景になる。今日は、モンテカテイーニテルメ（温泉ですよ）からカステイリオーネまでの１８３キロ。マレンマの美しい風景が懐かしい。明日はトスカーナ南部のグロッセートからローマのあるラツイオ州に入って内陸に入り、これも味のあるカッシア街道を南に走る。カッシア街道は一部フランチジェーナと言われ、中世にヨーロッパ北からの巡礼者たちがローマに向けて歩いた街道でもある。ローマ北にある３つの湖そばを通っているのもいい。明日はイタリア内陸部を南下して、ラツイオ州南部のフィウッジという鉱泉で知られる山間部の街まで２６４キロのコース。

2015.05.14

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ジロ　デイタリアを観る

毎年この時期に行われるジロ　デイタリアが今年も始まり、ときどき観ている。これは男性の自転車プロロードレースで、名前の通りイタリア中を２１のステージで回るもの。２１のステージの中には平坦ステージ、山岳ステージ、タイムトライヤル（個人、グループ）などが含まれるほか、２日の休憩日が入る。歴史的には１９０９年にジャーナリストのトウッロ　モルガーニが始めたもので、現在主要スポンサーは伊スポーツ新聞ガゼッタ　デッロ　スポート。今年は９８回目になるそうだ。フランスのツール　ド　フランスに比べると地形的に山岳部が多く含まれるのが特徴という。コースは毎年変わり、昨年はドロミテが含まれていて悪天候の山道が大変そうだった。日本人も参加していたが、たまたま友人の友人だったが、何度も自転車から落ちて大変だったと後で話を聞いた。今年はリグリア地方から９日に始まって、今日は５日目ラ　スペーツイアからアベトーネまでの１５２キロだった。ラスペーツイアは古い港町で、何度か素通りしたことがある。最近はクルーズが寄港しているようだ。アベトーネは娘が小さかったときに家族でスキーで滞在していた山の小さな町。カーブを描く長い山道を登って行く。最終日は今月３１日トリノからミラノの１７８キロ。それまで３４８６キロ、平均毎日１６６キロを走る。このジロの特徴として、行程が必ずしもつながっているとは限らないということがある。最終地点はいつもミラノになる。優勝者はかの有名なピンク色のシャツが贈られる。イタリア語ではマーリア　ローサmaglia rosa。これは毎回のステージの総合成績で、決められるもの。公式サイトから行程などをチェックできるほか、小さな観光ガイドがあって楽しい。

2015.05.13

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映画「ビッグ　フィッシュ」をまた観る

ビッグ・フィッシュコレクターズ・エディションユアン・マクレガー(Ewan McGregor)楽天ブックスで詳細を見る我が家は映画狂が多く、数多くの映画を観る。その中で再びこの映画ビッグ　フィッシュを観てなかなか良かったのでお奨めしたい。この映画は映画監督テイム　バートンの２００３年の映画。彼の「チャーリーとチョコレート工場」の一つ前の映画になるという。チャーリーとチョコレート工場ジョニー・デップ(Johnny Depp)楽天ブックスで詳細を見る彼特有のファンタジーあふれる作品の中でもキャストが良く、特にジェシカ　ラングやマリオン　コテイニャールなど女性陣も顔ぶれがしゃれていた。ストーリーをちょっとだけばらしてしまうと、主人公のウイルが父の亡くなる直前に彼を理解することが出来たという話で、これは映画監督自身の経験と重なるものがあるらしい。大ぼら吹きの父だと思っていたら、彼の話が実は本当だった＊ビッグフィッシュはほら吹きの意味もある＊と。ところが、亡くなった父は最後大きな魚になったのがこのタイトルにも重なって味がある。監督バートンの言葉、あいまいなものの中に真実があるというのがこの映画でも表現されているのか。

2015.05.12

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イタリア郵便事情

悪名高いイタリアの郵便事情だが、おかしなことに結構いい話もある。ご一緒だった方からの報告でも私の経験でもあるのだけれど、宛先を日本語で書いて、通常ジャパンと英語で書くのを忘れてしまったけれど、ちゃんと日本に届いたという。あれはもう空港の郵便局員で日本語を読める人が働いているんでしょうかね、最近は。昨年家族に送ったクリスマスカードは紛失して届かなかったのが、ひとつあった。あれはカードが小さかったのがいけなかったのかもしれない。規制外の大きさは避けた方がいいでしょう。或は特別書留にするか。最近では義弟に送ったカードが何と２０日かかって到着ということだから、人間望みを捨てないことは大事ですね。通常の場合、５日から１週間で普通郵便は到着だけれど、日本からイタリアはもう少しかかることが多い。

2015.05.11

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旧友Ｍに会う

最近お天気のいい日が続き、花粉症が爆発している。お薬を増やしたくないので鼻を噛んでばかりだが、そんなときに旧友Ｍから連絡があった。Ｍの義弟Ｏが海の家を経営していることから彼女は仕事のない週末夏場はほとんどそこにいることが多い。イタリアの海開きは早く、季節にもよるけれど早い所で４月末、大体５月初日くらいには海好きのローマっ子たちに合わせて海の施設が開くところが多い。海風は花粉症にもいいというので私もたまに海辺を歩くようにしている。さっそく娘を連れて午後寄ってみたが、土曜日のせいか、風が結構強かったせいか、海岸はまだそう混んでいなかった。（考えてみるとまだ５月はじめだものね）Ｏはさすがによく日焼けしていて、いかにも海の男と言う感じ。そういえば、彼はサーファーでもあるのだった。（この辺はイタリアでも有名なサーファーのメッカらしい）ロンドンの大学で勉強をしている娘が今日帰って来ると嬉しそうなＭを見ながら、気の置けない友人は大事にしなければと思った午後だった。

2015.05.10

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ローマのゴルフ場

イタリア人はゴルフをするのかというとイタリア人の知り合いでゴルフをするという人を知らない私は、する人は少ないと思う。例えば、ヨットとかスキーとか山岳とかをするイタリア人は結構いるのだが、ゴルフは日本に比べてしている人はかなり少ないようだ。それじゃ、ゴルフ場がないのかというとそうでもないのが実情で、ローマの北部に有名なゴルフ場があるし、空港とローマの街の間にもシェラトン系列のゴルフ場がある。日本のゴルフ好きの方にいくらくらいと聞かれることがあるので、チェックした所、北部のオルジャータゴルフクラブのヴィジターで平日ひとり１００ユーロ、週末１６０ユーロというお値段。但し、宿泊施設はないので、ローマから２０キロ移動が必要になる。シェラトンのほうは宿泊パックでオファーを出しているし、移動がないので便利と言えば便利。どちらも郊外の緑に囲まれた気持ちの良い環境。have a nice play!

2015.05.09

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空港火事続き

火災の規模が大きかったために（被害はかなりあったようだ）現在フライトの５０％がキャンセル或は変更になっているという。徐々に空港は回復する予定だが、今週フライトがローマのフィウミチーノ空港発着予定されている方は念のため航空会社に確認されることをお奨めする。ターミナル３の地階はアライヴァル階として使われていたところだが、お店もかなり入っていた。そこのダメージが特にひどいようだった。あ～びっくり。PS:昨日のイタリア主要新聞ラレプブリカに依れば、ゲートＧ手前にあるバールの冷蔵庫から出火した恐れが強いとのこと。ターミナル３に沢山あったイタリアブランドのショップの多くがダメージを受け、被害は思ったよりもかなり大きいようだ。PS2:今日１１日の新聞に依れば、火災はターミナル３のエアコンの故障からの可能性が強いと言う。真夜中の出火直前２時間前に故障をチェックしている工事人がいたらしい。空港サイトでは出発前に各航空会社に連絡して状況を確認してくださいとなっている。

2015.05.08

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フィウミチーノ空港火事

今年のインヴァルシはフロップだったらしい。娘のクラスは彼女ひとりだけ昨日出席だったために他のクラスの子供たちと試験を受けたが、こう生徒が少ないとインヴァルシの意味もないので算数の今日は学校を休ませた。ところで、昨晩真夜中に起きたローマのフィウミチーノ空港ターミナル３の火事は非常に大きかったようだ。１７台の消防自動車がようやく火事を収めたのは今朝がただったそうだ。原因はショートということだが、地階のお店や荷物置き場などが被害を受けたという。今朝午前中は空港行の道路もブロックで、どうなることかと心配していたが、午後から徐々に通常の状態にもどるという。ターミナル３は特に長距離の国際便が集まっている所なので、影響が大きい。一刻も早い復旧を願いたい。

2015.05.07

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やっぱり全国ストに

日本の長いＧＷもそろそろ終わりに近くなった。ヨーロッパではドイツの国鉄ストのほかにリスボンの空港ストがあり、帰宅できない人が多いと新聞にあった。日本の子供の日、イタリアでは全国の学校の先生たちが現政府に反対する大きなデモがあり、多くの学校で通常の授業が出来ないという日になった。そして今日明日はインヴァルシという国が行う試験が行われることになっている。小学校での科目は国語と算数だが、これについても反対している先生が結構いて、娘の先生もクラスの子供たちに学校に来ないように奨めているという。これはおそらく、このインヴァルシに依って先生たちの教え方が良くないとか、生徒たちの試験結果をみて批判されるのを恐れているのではと推測する。我が家では例によって教育熱心な家人が娘をそそのかして昨日インヴァルシの練習を家でしていた。

2015.05.06

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チューリッヒからのおきゃくさま

仕事をしながら最近日本人がいかに世界の様々な所に住んでいるかを思う。アメリカ西海岸はもちろん、ブラジル、イギリス、フランス、ドイツや香港などからの方がたのお話を聞くのも楽しい。昨日はチューリッヒ滞在の方だった。半そでのポロシャツはまあ日中暑くなるからいいんだけど、夜中フライトが遅れて空港で飲んでいたときには寒かったとおっしゃっていらした。昔真冬にイタリアは太陽の国だからとコートなしでいらしていた方を思い出したが、朝晩結構冷えるのでジャケットは要る。そういえばスイスはストがない国だったなと犬養道子さんの本を思い出す。（そういえば今ドイツは国鉄の１週間ストで大変だ）スイスは住みやすいけれど、反面スリルがなくてという意見に苦笑した。ローマの前に回って来たナポリがひどく気に入ったということだった。ナポリの人たちは陽気で人懐っこい人が多いのが良かったのかな。スリルがありすぎるくらいにスリルのあるナポリが楽しかったということかな。

2015.05.04

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お菓子カンノーリ

日本の友人から東京で美味しいカンノーリを食べたと連絡があった。日本には最近アメリカ経由で入って来ているのだろうか。アメリカ文化に詳しい友人に依れば、映画「ゴッドファーザー」からアメリカではヒットしたお菓子だという。もともとカンノーリはシチリアのもので、シチリアで昔食べたものが非常に大きく美味しかったのに感動した覚えがある。カンナ葦を意味する言葉からカンノーリが来る。お菓子は確かにカンナのように筒形をしている。小麦粉で作られた皮は揚がっていて（オーブンで焼いたものもあるけれど）、中にチョコがひいてあり、中身はリコッタチーズ。もともとハーレムで女性たちが時間つぶしに美味しい物を作っていたお菓子のひとつがこれになるという話がある。そうそう、シチリアはアラブ人の征服していた時期がある所だった。ローマでも美味しいシチリアのお菓子屋さんがいくつかあるけれど、私が使うのはテルミニ駅近くにあるガレリア　エセドラ内にあるお菓子屋さん。良かったらお試しあれ。ＤＡＧＮＩＮＯGalleria EsedraVia V. Emanuele Orlando, 75 00185 Roma tel 064818660 fax 0648976175

2015.05.02

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ミラノエクスポ始まる

今年は本当に雨が多い。今日の開会式セレモニーも雨合羽を着ている人たちが半分以上だった。ミラノは曇り。工事が遅れに遅れて今日のオープニングに間に合うのかと思っていた。噂ではうまくカムフラージュをしているとか。これに合わせて３０００人の工事の人たちが日夜交代でエクスポ会場に泊まりながら頑張っていたのだった。エクスポ会場に一番近い駅はＲＨＯという。地下鉄赤のライン１でも鉄道駅もあるから便利だが、駅から少し歩くという話を聞いた。或は空港からはシャトルバスが出ているという。詳しくは公式サイトをご覧いただきたい。今回のテーマは食だ。各国が争って建てたパビリオンがとても興味深い。公式サイトがあるのでご紹介。エクスポは１０月末日までやっているし、それに合わせて様々な展覧会などがミラノでは予定されている。現在は王宮でレオナルドダヴィンチ展が７月１９日まで。

2015.05.01

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