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ゆりんいたりあ日記

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2015年06月の記事

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ローマ、フィウミチーノ空港の状況

実際に先日フィウミッチーノ空港を使う機会があった。アリタリア航空の成田行きは、通常のターミナル３が現在チェックインで使われていないので、ターミナル１になっていた。ターミナル３はひと月前に火事があり、現在修復中。かなり大きな火事だったので、使えるようになるまで時間はかなりかかると予想できる。どのようになっているかというと、ターミナル１でチェックインしたあと、ゲートＢ２９にあるパスポートコントロールを済ませ、ゲ―トＧに向かうシャトルバスに乗る。ゲートＧは遠距離のフライト発着に使われている。そこから直接日本行きの便に乗るというわけ。火事以前に使われていた電車は今使われていない。免税についてはターミナル１のチェックインカウンター近くにあるので、ご心配なく。

2015.06.19

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ローマ空港火事その後

火事から１か月経った今も、火事が大きかっただけに損失した部分の復旧に時間がかかっている。ハイシーズンを迎えてかなりの乗客が乗り降りするローマのフィウミチーノ空港だが、混乱が報告されている。昨日の新聞に依れば、空港の一部が使えないために特にヨーロッパ便、中距離便を移したりキャンセルしたりせざるを得ないようだ。長距離便は影響が少ないと言う話だが、前もって航空会社に確認することをお奨めしたい。また、空港にはなるべく早く（フライトの３時間前）到着することが大事。

2015.06.13

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プテイン大統領来伊

今回はミラノのエクスポを訪れ首相と会見、そのあとローマ入りし、ローマ法王に会うためにヴァチカンへ。ウクライナの状況を法王に説明したという。ヴァチカンからクイリナーレ宮殿に移動、そこで今度はイタリア大統領との会見。何と今回もローマ法王を５０分待たせたらしい。大体、法王を待たせるなんて失礼も甚だしいと思うのだが、彼は遅刻が得意。ひそかにベルルスコーニとの会談があるらしいという噂だが、彼らは友人関係にある。似たもの同志？

2015.06.10

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映画「YOUTH」を観る

昨年「グラン　ビューティー」でオスカー受賞したイタリア映画監督パオロ　ソレンテイーノの新作「YOUTH」を観た。話の舞台がスイスの山中にある温泉なのが、ちょっと気になっていた。前作のグラン　ビューティーでは、舞台がローマで、ローマっ子が誇る様々の素晴らしいスポットが舞台になっていたのが嬉しかった。今回は残雪残る涼しそうなスイスの山と主人公の奥さんのおそらく故郷になるヴェネツイアが舞台。スイスはほとんどがダヴォス付近で撮影されたという。駅名が出てくる場面があるが、WEISENとなっていて何だか懐かしい感じ（何故だろう、スイスの赤い電車が出て来たから？）だった。ネタバレしちゃうと、主人公は世界でも偉大な音楽家だが、１０年前に奥さんがいなくなったのを機会に引退している。今回温泉には、映画監督をしている親友と来ているが親友は仕事仲間と仕事を兼ねて来ている。彼らは親友であるほかに、彼らの息子と娘が結婚しているということで、親戚関係にもある。が、映画監督の息子がポップシンガーの女性と浮気をして彼女と一緒になるために家を出て行った。そこで音楽家の娘は温泉にいる父親を訪ねて一緒に保養することになる。そこで、娘が父親にぶち明けるのが、お父さんはずっと音楽一本で子供や妻の面倒をちゃんと見たことがない、しかも、妻子がいながら１０回くらい浮気をしてきたのをみんな知っていた、と言う話。だが、保養中、イギリスのエリザベート王妃の依頼でどうしても彼女のためにコンサートを指揮して欲しいという話を音楽家が断る理由が、妻が１０年前にいなくなって彼の作った作品を歌えるのは彼女だけだから、もう指揮は出来ないと言う話に娘は驚く。保養中娘はアルピニストと仲良くなったり、映画監督は自殺してしまったりと色々事件は起きる。（何故か、アガサクリステイを思い出す）しかも亡くなっていたとばかり私が思っていた音楽家の妻はヴェネツイアの病院でまだ生きている。（ただ、病気で普通の状態ではない）ラストは音楽家がエリザベート王妃のために自分の作品、SIMPLE SONGSのコンサートを指揮している場面で終わる。思うことは色々あったのだけれど、特に人間の愛情表現について。音楽について。前作のグラン　ビューティーよりもインパクトに欠けるかという気はしたが、観る価値はあるだろう。（日本の公開はまだ）

2015.06.09

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ヴェネツイアのゴンドラ新料金

今週いらっしゃる方に頼まれてゴンドラ協会に電話を入れた。少人数であれば、予約はいれなくても直接１０あるゴンドラ乗り場に来ればいいよと話してくれた。一番分かりやすいゴンドラ乗り場はサンマルコ広場のドウカーレ宮前かも知れない。最近料金が変わったというので、ここに一応書いておこう。３０分８０ユーロ１９時以降３５分１００ユーロとなっている。ゴンドラについては前回もブログで書いているので、また興味がある方はそちらをどうぞ。

2015.06.08

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お洒落なおじいさんたち

最近は人生が長くなったせいか、どのくらいの年齢からおじいさんになるのか良く分からない。感覚的には孫が出来たくらいからおじいさんと呼んでいいような気がしている。先日スペイン階段周辺をのんびり歩く機会があった。有名ブテイックが並ぶコンドッテイ通りを入って行くと、右側３件目くらいの所にカフェ　グレコがあるが、その先にＡ　ＴＥＳＴＯＮＩというお洒落な靴屋さんになる。私の手前を３人のおじいさんたちが歩いていた。皆身長がそれぞれだったが、似たような体格だったので、兄弟かなと思いながら見ていた。靴屋さんの経営者３人兄弟かも知れない。そのおじいさんたちがそれぞれにお洒落だった。ひとりは真っ白なズボンを履いて、皮のベルトを締め、小柄模様の白黒のシャツを着ていた。おじいさんたちは、今年また流行っているモカシンの靴を履いていた。モカシンの靴は夏のもので、こちらの男性は大体素足で靴下を着けないで履く。＊靴から靴屋さんのおじいさんたちかなと思ったわけ＊年とってもお洒落を楽しめるように元気でいたいなと思った日だった。

2015.06.05

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アート展覧会

息子が通う高校でアートの展覧会がある。生徒それぞれが作成して持ち寄った作品が展示され、作品を買いたい人は値段をつけて買い取ることが出来、それが学校への寄付になるらしい。先週末息子が作成したのは、クレーの模倣だった。クレーは色合いがポエテイックで、また音楽家だっただけに音楽が聞こえてきそうなくらいに楽しい作品が多い。彼の選んだクレーの作品は真ん中に矢印のある変わったもので、グラドウエイションの色合いがとても素敵だった。水彩にしては微妙な深い色合いが良く出ていた。それを少し手伝って、彼の美術史の先生が言うように黒い厚紙で裏をつけ、絵の回りが額縁になるように作った。今イタリアの公立学校はお金がないので、それぞれに工夫しなければならない。安くても彼の作品は自分で買えばいいじゃないと言っている所。展覧会のために長い月日をかけて作品を作っていた生徒もいるらしい。良い作品は半日では出来ないよと私も思うが。

2015.06.04

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お台所用品のお店

ミラノからのお料理好きの友人が来たときにも彼女を連れて行った場所がここ。ローマは、日本の東急ハンズとかデパートとか便利な雑貨屋さんのようなものが少ない。探し物を見つけるのが一苦労だったりするが、台所用品に関しては、ここか、オステイエンセ駅裏に出来たＥＡＴＡＬＹかという感じ。ローマは４つショップがある中で一番便利で大きいのがここになる。スペイン階段の近くだから地下鉄Ａ線のスペイン駅から徒歩５分くらい。お値段的には結構高めだが、いいものを扱っている。私はずっと前にトイレ用の小さなゴミ箱をゲットしたが、長い間重宝した。C.U.C.I.N.Avia Mario de Fiori 65tel.06-6791275

2015.06.02

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