少しもらい泣き
サッカー音痴の私がサッカーの話をすると家族に笑われるのだが、今日に限ってはどうしてもサッカーの話になってしまう。昨日は、まずモナコのGPでフェッラーリが一位になり(今年はさえているかもシュミ以来16年ぶりとか)それはいいとして、自転車のジロ デイ イタリア最終日は、シチリア出身のニバリが3位とちょっと残念だった。サッカーの試合ローマ対ジェノアではトッテイが現役最終日ということで、ローマのオリンピックスタジアムが超満員。(6万人だそう)3-2でローマの勝ち。試合後、トッテイの挨拶があった。これで25年ローマで活躍してきたわけだが、ずっと最後まで引退しない気がしていた。(彼自身、いつまでたっても引退したくないと言っていた)個人的には、ローマファンの音楽家モリコーネが先日TVでやはりトッテイはここで引退するべきだと思うと言っていたので、最近納得していたが。ファンは涙涙。トッテイも涙をこらえながらのスピーチで思わずもらい泣きをちょっぴりした夜だった。(彼のローマでのキャリアは私のイタリア暮らしにちょうど時期が重なることもあって、特別感慨深い日だった)彼はこれからが大変だと思うけど、みんなに助けてもらいたいとファンに話していた。(彼の率直さがこれほど愛される理由のひとつかも知れない)彼の有名ファンには、映画監督のカルロ ベルドーネ、女優のサブリナ フェリッリ、歌手アントネッロ べンデイッテイなどがいるが、みんな昨晩はスタジアムにいた。