ヴァチカン美術館現代アート
今の時期は通常空いているはずなのだけれど、先日も昨日も午前中かなりの人が入っていて、びっくり。予約が入っていない人たちが例のごとく並んでいるのを見た。列の長さはそう長くないのだが、予約4ユーロを払って予約を入れていくのがやはり無難だろう。今年から入場料は16ユーロから17になった。さて、あまり知られないヴァチカン美術館内の現代アートのライセンスガイドの勉強会に参加した。限られた時間内での観光では、現代アートについて語るスペースはあまりないので、個人的には多少時間があるときだけ、マテイスのお部屋で彼のヴァンスの礼拝堂の装飾についてお話することがあるくらい。といってもいつも学ぶことはまだまだあるのだった。現代アート部門には、例えばロダン、ゴッホ、ゴギャン、グットウソ、ルオー、カンデインスキー、クレー、シャガール、レオナール藤田、キリコ、ダリ、ボテロ、フランシス ベイコン、ミンモ パラデイーノなどなどがあるのだった。特にシステイーナ礼拝堂の地下部分にあるフランシスコベイコンのイノケンテイウス10世の肖像画は是非通りがかり足を止める価値はあると思う。もともとあのフィアットのプレイボーイだったジャンニ アニェッリが寄付したもので、おそらく600万ドルの価値はあると言われている。イタリアで亡くなった山形生まれのアーチスト、アズマケンジロウの作品もいくつか置かれている。