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ゆりんいたりあ日記

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2018年10月の記事

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コロッセオチケットニュウ情報

いつもブログをご愛読いただき、ありがとうございます。。大学の友人であり、ブログ仲間の釈迦楽先生や家族、友人に励まされながら、これでもう何年か。で、何年か前の情報については変わっているということもあるので、ご注意いただきたい。レストランは同じ名前であっても経営が変わったりするし、私が良いと思って書いても違う方には良くなかったりするかもしれない。その辺は、ご了承、ご勘弁いただきたく。ローマ一番のスポット、コロッセオは今年の秋からシステムがまた変わった。コロッセオ、フォロロマーノ、パラテイーノの丘は、総称parco archeologico colosseo, foro romano, palatinoつまり考古学公園、コロッセオ、フォロロマーノ、パラティーノと言うのだが、チケットは共通。以前は前売りでopen ticketをゲットすることが可能だった。今はオンラインでコロッセオ入場の予約時間を入れて前売りは買うことが出来るが、openではないので注意。フォロロマーノとパラテイーノの丘については予約なしで共通チケットで以前同様に入場する。以前と同じように2日間有効。一方、コロッセオ、フォロロマーノ、パラティーノのチケット売り場で直接買った場合には、チケットが印刷されてから2日間だけ有効になる。どの場合にもコロッセオ入場は一度だけ、フォロロマーノとパラティーノは中でつながっているので、一度だけになる。また現在冬時間になり、10月の末から来年の3月末まで遺跡群も冬時間になっている。入場は15時半までになり、16時半には追い出されるので、注意。フォロロマーノ内

2018.10.31

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EATALYローマに寄る

今週はヨーロッパ中に低気圧が来ていてひどい悪天候。強風を伴う雷雨注意報が出ている。そのため学校は月曜日も火曜日も休校になるくらい。強風によって倒れた笠松のためにローマの至るところで道が閉鎖になったり、地下鉄が止まったり。コロッセオも昨日午後は入場が出来なくなったくらい。パラテイーノの丘私の白い車はアフリカからのシロッコで茶色になり、家の窓ガラスも砂だらけの昨日だったが、昨晩の雨で多少は汚れがとれたかという感じ。さて、週末は仕事の帰りにちょっと久しぶりにオステイエンセ駅裏にあるEATALYローマ店に寄った。グルメの我が家の息子が好きなヴィネガーをゲットするためだったが、さすがに週末の午後ということもあってか、すごい混みよう。やっぱりここは週末なら朝一番か、週日がベスト。ヴィネガーは、トリノ近くで作られるVarvelloという会社のもので、我が家ではここの赤ワインから作られるヴィネガーか、日本の米酢をサラダの味付けなどに使っている。そのほか、やはりグルメの息子からのリクエストで、中のお菓子屋さんに。これは、シチリアのお菓子屋さんなのだけれど、あのカンノリなどをゲット。後、野菜果物売り場に寄ってオレンジやおみかんが美味しそうだったので、それもついでに少し。ついついお買い物をして重くなりながら帰宅した午後だった。追記このEATALYローマの中に11月始めIKEAが入るそうで、ちょっと楽しみ。

2018.10.30

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悪天候の予報

予報通り悪天候が近くなっているらしく、今日はいきなりお日様の見えない暗い日になっている。また今週末はいよいよ冬時間になるから、日没時間が一時間早まる。予報では気温が日曜日から下がるということで、ママ友Ｅは衣替え、特に冬靴ださないと！と言っていた。昨日までは朝晩涼しくても日中は気温が上がって２３度くらいにはなるから、若い人たちは半そでだったり。（私は長袖だけれど）ただ、気温の上下が激しいので、今年はもうインフルエンザや風邪が流行っているようで、ひどい咳をしている人や鼻を噛んでいる人をよく見かける。（我が家もみんなそれぞれ今年の秋は風邪を引いて、今よくなったところ。１１月はインフルエンザ予防接種をする予定。）冬時間に悪天候とちょっと滅入りそうな金曜日だけれど、暖かい衣類を準備し、美味しい食べ物を作ることにして元気をだしてみよう。

2018.10.26

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メルラナ館へ

今年の初夏にオープンしたメルラナ館は、1500年代終わりに法皇グレゴリウス13世がサンタマリアマッジョーレ寺院からサンジョヴァンニインラテラノ寺院を結ぶために作った通り、メルラナ通りにある。建物自体は、1900年代初めに衛生館（保健所みたいなものか）として作られたものだが、1960年くらいにはもう放棄されてしまい、長い間ほったらかしになっていたという。壊してしまうという話もあったらしいが、近年チェラシ家のモダンアートコレクションをここに収めるということで、建物の修復が行われた。メルラナ館ファッサード実際に内部にはチェラシ財団も入っている。建物に入って１階（こちら風では地階）には素敵な中庭つきのカフェテリアがあり、軽食も取れるようになっている。カフェ内にはまたまた素敵な彫刻が置かれていて、楽しい。横には小さいながらもお洒落なブックショップ。ブックショップ前のカウンターでチケットは買えるが、カフェの彫刻はチケットなしで自由に見て回れる。カフェテリア内Mario Ceroli　作品一番上はテラスになっていて、周りの建物を展望することができる。美術館は２階と３階で、比較的ゆったりとした空間の中に作品が置かれている。特に１９００年代初めのスクオラ　ロマーナと言われる芸術家たちの作品が多いのが特徴だが、有名なところではデ　キリコなどもあるし、上品な感じの作品が多く、さすがにプライヴェートなコレクションという感がする。美術館内Giuseppe Capogrossi 作品Felice Casorati　作品場所は非常に気持ちの良いスペースだし、そこから、例えば近所にあるイシス神殿跡を冷やかして、ボンギ通りを歩き、コロッセオの前にあるオッピオの丘の公園散策というのもなかなかグッドと思う。palazzo merulanavia merulana 121, roma美術館は火曜日お休み週日は１４時から２０時まで週末は１０時から２０時までチケット　５ユーロカフェテリアは火曜日お休み通常は８時半から２１時まで

2018.10.21

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妖精たちの小さなお屋敷に出かける

ローマの北東にトリエステと言われる地区がある。ちょっとお洒落なお屋敷があったり、大使館があったり。その一角にとっても変わった建物群があって、設計した建築家の名前からコッペデ地区と呼ばれている。ルイジ　（通称ジノ）コッペデは1800年代終わりにフィレンツエで生まれた。お父さんは家具職人だったらしい。ジノは、フィレンツエの美術アカデミーを出た後、イタリアではメッシーナやジェノヴァなどでも作品を残しているのだが、ローマでは、特にこの地区の建物を手掛けた。当時、イタリア統一後、ローマが首都となって、様々な地区が開発されていたわけだが、特に、この辺は高級官僚のお屋敷群として計画されたようだ。ドラ通りの記念碑的な入り口からミンチョ広場に抜ける。ここには、有名なカエルの噴水がある。1600年代の有名なベルニーニ作のカメの噴水をまねてコッペデが設計したと言われる。また、この噴水は近くにある有名なデイスコ、　パイパーで1960年代にビートルズが躍ったあと、水浴びをしたとか言われる伝説的なところ、この広場ではまた数多くの映画が撮影されたそうだ。ミンチョ広場にはとってもエキゾチックな建物がいくつかあるが、これもコッペデ。わたしが好きなのは妖精たちの小さなお屋敷と言われる建物だが、ここも他の建物同様に住居として使われているので、中の見学は不可能に近いのが惜しい。妖精たちの小さなお屋敷には、映画関係のスタジオも入っているらしい。コッペデが使った様々なシンボルは非常に興味深い。タコ、辰の落とし子、鶏、蜂、などなど。時代的には1900年代の始めになるのだが、こうエキゾチックな感じを見ると思い出すのが、何故かバルセロナのガウデイ。直感で感じた、フリーメイソンかもと言うのはどうも間違っていなかったようだった。フリーメイソンは、実はアルケミストにもつながっていると言われているのだが、こうしたシンボルをひとつひとつ眺めながらコッペデ地区を散策するのも楽しいかも知れない。ドラ通り入り口記念碑的な大きなアーチミンチョ広場のカエルの噴水妖精たちの小さなお屋敷ミンチョ広場の蜘蛛屋敷Artis praecepta recentismaiorum exempla extendo(rappresento i precetti dell'arte modernaattraverso gli esempi degli antichi)蜘蛛屋敷のファッサードに書かれるコッペデの言葉。（私はモダンアートの決まりを古代芸術を通じて表現する。）確かに彼の一見エキゾチックで風変わりな建築も良く観察すると様々な部分に古代建築や芸術で使われた要素が多く入っているのだった。例えば、大きなアーチは古代ローマ時代に使われた（コロッセオを思い出してもらいたい）ものの変形だし、ブニャートと言われる浮き出しのある切り石はルネッサンス時代後期に流行ったものだ。一風変わった場所が好きな方には是非お奨めしたい。また、週末は近所のサンタマリアアドロラータデイアルジェンテイーニ教会横の駐車場で掘り出し物市場が立つのだが、それはフォルテ　デイ　マルミという割に有名な屋台群になる。ひょっとして掘り出し物が見つかるかも？

2018.10.17

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「優雅なハリネズミ」を再読する

ホメオパシーを使い始めて約2週間。先生には一か月続けるようにと言われているのだけれど、もう既に効果あり。鼻はすっきり。気のせいか、体も丈夫になってきたような。さて、先日ご近所に住むおしゃべりの70歳の女性に久しぶりにお会いした。いきなり、今衛星放送のスカイで映画「ハリネズミ」をみているんだけど、登場人物の日本男性がひどく素敵でねと来る。次回の旦那さんは日本人にしようと思っているらしい。幸い、私は少し前にこの映画の原作になる本を読んでいた。日本男性が出てきたようだったなとは思い出したが、内容はしっかり思い出せなかったので、再読しますととりあえず返事をして、家の書庫で本探し。そうそう、フランス人のミュリエル　バルベリという女性が書いたこの本は大ヒットしたのだった。日本語でも2冊出ていて、映画になっているのは、これ。和訳では「優雅なハリネズミ」。パリのお洒落な左岸の高級マンションが舞台。ルウ　ド　バックなんて懐かしい。主人公は、マンションの門番レネー。とそのマンションに住む住人たちだが、特にマンションに住むお金持ち家族の一人、13歳のパロマという少女が家族や学校に絶望していて、自殺を考えていた。が、この不愛想な外側からは予想もしなかった門番レネーの奥深さ（だからハリネズミになるらしい）や新しく来た住人の日本人男性小津氏と友好を深めて、考えを最後は変えるという。（結末少し言ってしまった。でももっと本当はびっくり）で、問題の日本人男性はそんなに素敵なのかというと、ハイ。そんな感じ。映画は予告編しか見ていないけれど、見るとヨーロッパに住むお洒落な日本人という感があり、俳優さんは主にロンドン、ヨーロッパで活躍する方のようだった。手っ取り早いのは、映画かもしれないけれど、私はやはり本をお奨めしたい。この13歳のパロマの最後の独り言の中にこんな言葉がある。人生は絶望的なことが多いけど、たまにきらりと光る瞬間がある。そうすると、まったく時間（人生）が違ってみえる。ちなみに、著者のミュリエルさんは、大大日本ファンで、京都に2年住んだことがあるそう。また小津の映画ファンでもあるということだった。今この本の前作になる食のエクスタシー、和訳では「至福の味」という本を読んでいる。ハリネズミの中に登場する有名な料理批評家が死ぬときに回りの家族や使用人、愛人、動物たちが彼の回想をするという話。ハリネズミの方が面白いとは思うけれど、さまざまなお料理の話がでてくるし、料理批評家が回った場所の話もちらちらでるので、それなりに興味深く読める。

2018.10.13

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秋の花粉症を克服する

春の花粉症が近年長引いて、今年は何と秋まで鼻がぐすぐすするなと思ったら、秋も花粉症はあるらしい。チェックすると、秋も飛ぶ花粉の種類があるらしい。でも、いくらなんでも抗ヒスタミン剤はもう6か月飲んでいるからそろそろやめたいと家庭医にも相談し、エルボレステリアと言われる薬草を中心に配合してくれるお店で出してもらった、オメオパチ。毒薬療法とも言われるもので、信じる人と信じない人がいるらしいが、私は信じてみている。リベス　ニグルムという液体を朝食前に毎朝50滴と、ミネラルで鼻の通じを良くするということで、銅とマンガンの液体を摂る。うう。リベス　ニグルムはブルーベリー系なので美味しいけれど、このミネラルは金属を口に入れている感じがしてちょっと抵抗あり。とりあえず、ひと月やってみてくださいということだった。家庭医はそのほかにルッファという鼻スプレイを試せということで、鼻はキレイにしておくに越したことはないので一日何度がスプレイしてみている。花粉症って大変ー。

2018.10.05

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