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ゆりんいたりあ日記

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2019年04月の記事

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サンマリノに

サンマリノ共和国は世界最古の共和国になるという。（１６３１年教皇ウルバヌス８世に承認される）サンマリノの名前は、イタリア対岸のダルマチア出身の石工だったマリヌスがデイオクレテイアヌス帝の迫害を逃れるためにテイタノ山にこもり、街を建国したことから聖マリーノとなったようだ。実際に中世の趣をもつ街は、山の斜面に建てられている。３６キロ離れているリミニからは、ムッソリーニが昔電車を作らせたそうだが、大戦で破壊されてしまったために、今は公共の交通機関としてはバスで来ることができる。*大体一時間に一本、リミニ駅前などから出ている。＊サンマリノの見どころは、何と言っても街のシンボルになる３つの塔。街中は良く整備されて、標識も分かり易いので問題なし。標高７５０ｍのテイタノ山に作られた塔までは登ることになる。だが、塔からの眺めは最高で、アドリア海まで見渡すことができる。現在３つ目の塔は登れないので注意。街の入り口。一番目の塔からの眺め２番目の塔への道。魔女の渡道と呼ばれる。また、見どころとしてパラッツオ　プッブリコ、公館と昨年作られた近代現代美術館などがある。美術館は小ぶりだが、時間が許す場合には寄りたい場所。*何と館長のR女史からリミニ概要や展示作品の説明を聞くことができた。何でも日本の現代美術にも関わって来たアーチストのようで、リミニ出身。＊街の中はお店が一杯で驚くほどだったが、考えてみればここはイタリアにあっても独立国だから２２％のIVA内税がかからないということで、消費天国になるのだった。そうそう、サンマリノ共和国はユネスコ世界遺産のひとつになる。

2019.04.22

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フェデリコ　フェッリーニのリミニ

フェデリコ　フェッリーニは、１９２０年１月２０日リミニダルダネッリ通り生まれ。＊亡くなったのは、ローマ１９９３年１０月３１日＊リミニ市の案内に依れば、生家はフマガッリ通り、ダルダネッリ通りの家は大戦で焼けたそう、アウグスト通りのリパ館、ガンバルンガ通り、オベルダン通り、クレメンテイーニ通り９番のヴィッラ　ドルチとなっている。＊お父さんが商人だったから家も街のメインストリートにあったようだ＊お墓は、奥さんで女優であったジュリエッタ　マシナと一緒にリミニ記念墓地に入っている。＊入り口に近い所＊お墓は、イタリア現代彫刻家で、リミニに近いモルチャーノ　デイロマーニャで生まれ、今はミラノ在住の９３歳になるという、アルナルド　ポモドロ氏作。今回、市博物館と市立図書館で、部分的にフェッリーニのデッサン展＊彼はもともと絵を描いていた人だ＊や写真展を観たけれど、常時公開されている博物館はまだない。関係者によれば、街の中心広場になるカブール広場に博物館ができるプロジェクトがあるという。＊市役所があるから、その一部を使うのかも知れない＊今のところは、フェデリコ　フェッリーニ財団はこちら。via Nigra 26, Riminitel.0541/50085fondazione@federicofellini.it時間　月曜から金曜９時から１３時、１４時から１７時（公開はされていないので、注意。）市図書館での写真展から。クラウデイア　カルデイナーレと。

2019.04.16

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リミニ概観

リミニの街でとっても楽しみにしていたスポットがふたつあった。ひとつはルネッサンス時代の暴君であったが、芸術愛好家であったマラテスタが作らせた寺院。もうひとつは、フェッリーニゆかりの映画館フルゴール。マラテスタ寺院は最初見たときに心が震えるくらいに感動したのだが、（あのレオンバッテイスタ　アルベルテイ設計なのだが、未完成）実は大戦でこの街はかなり被害を受けたので、当時のものは残っているとは言え、かなり内部は違うかなという印象を受けた。でも、好きなピエロ　デッラ　フランチェスカのフレスコ画を中で見ることができるのは幸いというしかない。マラテスタ寺院（暴君だったジスモンド　マラテスタと彼の家族のお墓が入る。）ピエロ　デッラ　フランチェスカ作寺院の外側装飾（シスモンドのSや家紋が入る）フルゴールについては言うまでもなく、とても趣のあるアールヌーボー風の様式で建てられた、エレガントな映画館だった。映画の前にまったく広告がないというのも感心した。街のメインストリートにある映画館フルゴールフェデリコ・フェリーニと名付けられた大きい方のホールその他、リミニで重要なスポットとして、前ブログであげたテイベリウス帝橋の他にアウグスト帝凱旋門があるし、古代ローマ時代の発掘品などを収めた市立博物館は見逃せない。この博物館は知られざる宝物があり、例えば、ジョヴァンニベッリーニの死せるキリストと４人の天使たちの絵は全くの名画と言えるが、今回は残念ながらベルリンに行っていた。リミニ名所アウグスト帝凱旋門シスモンド城概観シスモンド城も残念ながら現在整備中で中は見学不可。あと見どころは、フェッリーニゆかりの海岸沿いにあるエレガントなグランドホテルや、昔漁師たちの地区だったボルゴ　サンジュリアーノ。現在はとてもインな地区になっているとか。カラフルな小さな家が続く地区で、散策が楽しい。

2019.04.15

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リミニへ

春は修学旅行や遠足の季節。娘がヴェネツイアに学校からの旅行で出かけたので、私もリミニまで足を伸ばすことにした。リミニは今は大きな砂浜がある海岸として夏知られるリゾート地になるけれど、実は古代ローマ時代、ローマを起点とするフラミニア街道の終着地点であり、地中海からの様々なものが届く大きな港のあった町。近年見つかった外科医のドムス＊上流階級の家＊やそこからの出土品などが展示されている博物館や、古代ローマ時代の遺跡が割にある。また、ファンの方はご存知だろうと思うけれど、フェデリコフェッリーニの生地としても知られる。彼ゆかりの映画館フルゴールも興味があった。お天気はちょっと不安定なこの頃だから、傘を持ち歩くことにした。リミニ小旅行の記録は、またこちらのブログから。リミニのシンボル、テイベリウス帝橋

2019.04.12

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