カピトリーニ美術館
セキュリテイチェックのあと、必要な方はロッカーを使うことが可能。左の階段を上がる前に素敵な中庭があるので、お見逃しなく。ここには、有名なコンスタンテイヌス帝の大理石の巨大な頭や体の一部が置かれている。頭だけで約3メートル弱。フォロロマーノ内のマクセンテイウス帝のバジリカから来ている。皇帝の謁見場所に入ると奥に置かれていたらしい。階段を上がり、コンセルヴァトーリ館内の古い部分のお部屋の中で、ルパ*雌狼*のお部屋も見逃せない。雌狼は紀元前5世紀の彫刻にポッライオロ兄弟が双子の兄弟*ローマ建国の伝説から*をルネッサンス時代に付け加えたものと言われている。ローマのシンボル雌狼と双子像は、法王シクストス4世がここに寄付したもののひとつ。背景に見える壁に現在埋め込まれているものは、ファステイ カピトリーニと言われるもの。古代の代々のコンソルの名前や戦勝の記録がフォロロマーノ内で発見されたものが、もともとコンセルヴァトーリ館中庭にミケランジエロ設計で飾られていた。1500年代半ばにファルネーゼ枢機卿が修復させて現在のお部屋に埋め込まれたらしい。格天井が美しい。続きはまた次回。