ロックダウン下の様子
またもやロックダウンに入ったが、昨年の春のロックダウンに比べると、人出もあるし、制限の厳しさが違うようだ。イタリアは、ホワイトゾーンだったサルデーニャがオレンジゾーンになり、全国、オレンジからレッドゾーンになっている。ローマのあるラツイオ州は、レッドゾーン。食料品店の他、金物屋さん、薬屋さん、お医者さん関係、洗剤などを売る家庭用品店、また自動車修理工場、新聞スタンドは開いているし、バルやレストランもテイクアウトで開けている所がある。散歩については家の近くでのみということだが、平日についてはあまりチェックがないということで、(ただし、週末はかなりのチェックがあるようだ)少し距離のある場所まで行く人もあるようだ。ロックダウンに入ってからまだ1週間、一日の感染数は減少気味とは聞いたが、入院者が増えているため、全く油断はできない。少なくとも4月初めのイースターが終わるまでは、この制限が続くのではないかと予想される。学校は、レッドゾーンでは幼稚園も小学校もすべて閉まってしまい、オンライン(幼稚園はどうなんだろう)ということだが、イースター後に再開が検討されている。というのは、感染は学校内というよりは、家庭内が多いということが最近分かったからとか。また、一方で政府は一日50万人のワクチン接種を目指しているのだが、まだワクチンが十分にない状態で、現在一日20万にしか達していない。予約は現在70歳以上と、健康に問題がある人になっている。2度しなくてはいけないのが、大変だが、ボストンの友人に依れば、一度のワクチンで50%、2度目のワクチンで85%カバーできるとか。