娘、マルタから帰宅する
6月末に娘をマルタに送り、彼女はホームステイをしながら忙しく英語学校に通いだしたのは良かったが。今年はヨーロッパ観光ブームで、英語学校もヨーロッパ中からの生徒たちがたくさん来ていたよう。イタリア、ドイツ、フランスを始め、フィンランドやハンガリーなどからもとびっくりしていた。しかし、マルタ島を歩く人はほとんど誰もマスクなし。確かに37度でマスクは暑いし、体にも良くないが、混む場所や屋内ではよほどガラガラの場所でない限り、した方が安心という気がする。彼女のルームメイトがドイツからの女の子だったが、学校開始2日目に調子が悪く咳が出ていたという話を聞いて、ぎょっとした。(おそらくオミクロン5を持っていた)案の定、3日目午後に娘は喉の痛みを感じて、さっそくホームキットで検査。既に帰宅していた私は、彼女から検査結果が陽性だったと聞いてびっくり。学校に連絡して翌日センターで検査。陽性確定。ドイツ人の子は検査なしのまま黙って帰国したらしい。オミクロン5はすごい勢いがあり、実は昨年の夏に比べて100倍の感染力があるという。ただ、風邪に近い症状で特にワクチン予防接種を完了している人には軽症で回復はかなり早いと聞いている。特徴は喉の痛み、熱、鼻水、咳などらしい。彼女も軽症だったため、マルタでお医者さんにかかることもなく、イタリアの家庭医に連絡をとりながら治療を続けた。しかし、なかなか陰性にならないまま、結局マルタで自己隔離を終えて昨晩帰宅。今回学校は数日だったためそれは残念だったが、自分でさまざまなことをオーガナイズするということを学んだのではないか、と思っている。彼女が帰宅するまで、確かにかなり心配したのは事実だったが、いざとなれば飛行機で一時間ちょっとだし、と思っていた。今の時期は旅行中に感染するということもかなりあるらしい。マスクはイタリアの場合、9月末まで公共の交通機関などでは義務つけになっており、マスクはFFP2。ただ、街を歩く観光客でマスクをしている人はかなり少ない。(現在、屋外は義務なし)そのため、旅行なさる方は念のために万が一のために保険を考慮された方がいいかと思う。ヨーロッパでは入国の際のチェックが全くないけれども、フライトもほとんど満席になっているし、どこも混んでいるから十分の配慮が必要になるかと思う。次回のブログはマルタの楽しいスポットなど。ではでは。