今の時期にイタリアにいらっしゃる方に
6月から7月にかけて非常に感染力が強かったオミクロン5は、現在EUではかなり弱まってきているらしい。イタリアでは先日夏前の感染状態にもどったという報告がでていた。と言ってもまだまだ油断はできないし、マスクFFP2は公共の交通機関では9月末まで義務が続く。世界中に旅行に出かけて行った日本人観光客が旅先で感染し、日本に帰れなくなっているケースがかなりあるらしい。日本は世界のさまざまな国に比べて、入国時の陰性結果提示をまだ残している、数少ない国になっているからだ。(もう感染が日本は世界一なんだから、意味があるのかよく分からない)そこで、旅行に出かける方にお勧めしたいことがいくつか。まず、出来る限り、気を付ける。例えばよく手を洗う、しっかりしたマスクをつける、人がたくさんいるところはなるべく避ける、そこに入る場合にはマスクをつけるなど。あと、みんながマスクを外しているレストランは危ないかも知れないから、距離を保つようにするか、外で。出発前に保険会社に連絡をしてできる限りカバーができるものをつける。(一番お金がかかるのは、感染してしまった場合にかかるエクストラのホテル代やアシスト代など)フライトは変更できるランクにする。(これも保険でエクストラはカバーできるはずだし、航空会社もチケットを販売するときに保険を追加できるようにしているようだ)ある程度のお薬は準備しておく。例えば、解熱剤や検査キット、体温計など。で、もし陽性になってしまったら。滞在している宿泊場所に延泊できるか確認、不可能なら別を探す。(移動はタクシーでFFP2のマスクをしていれば、大丈夫のはず。)保健機関に通知。イタリアは保健は州ごとに管理されているので、ローマのあるラツイオ州は、こちらのフリーダイヤルに。800 118 800英語のできる人がいるし、言葉が通じない場合には通訳がいるという。或はホテルでお願いしてもいいかもしれない。お医者さんが必要になったら、通常はホテルのお医者さんというのがあるけれども、保険に電話して準備してもらっても良いかも。とりあえず、即刻に保険会社には陽性になった時点で連絡を取った方がベター。お薬は、デリバリー可能な薬屋さんがかなりある。ホテルで自己隔離をしながら、(最低7日は必要かと思うが、たまに5日くらいで陰性になるケースもある)お食事などはホテルで準備してもらえなければ、今はさまざまなアプリから買い物から食事のデリバリーができる時代なので、それはあまり問題なし。昨日ヴィデオを見ていたら、日本で公式に認められている陰性結果のひとつに、PCR検査があるけれど、そのほかにCLEIAというのがあって、それはPCRに比べてかなり早く陰性になりやすい、という。問題はCLEIA検査ができる場所はPCRに比べると少ないこと。但し、検査所に行くのに症状があるのはダメ。だからあらかじめキットで陰性になってから検査所に行くことをお奨めしたい。どうかお気を付けて。