トレッキング仲間と話す
トレッキング仲間のひとりLに久しぶりに会った。彼女はミラノ出身だがローマの旧市街に家がある。長い間ケンブリッジで研究活動をしていた人で、専門は国際関係。ウクライナ侵攻があってから彼女のことを思い出していたが、上手い具合に遇えた。現在の状況はかなり深刻になっているけれども、彼女に依れば、ロシアの侵攻は今に始まったものではない、と言う。どうしたらよいのかは、聞きそびれた。もうひとりの仲間Dはお医者さんで、現在は老人病院勤務。健康を保つためには早歩きが良いのよ、と教えてくれた。腕を歩くときに大きく振ると更に良いそうだ。彼女曰く、ワクチン接種はコロナにかかったときに重病になるのを防ぐためのものだから、した方がいいとか。私は来週インフルエンザ予防接種をするけれども、彼女も早々にすると、言っていた。いろんな分野の人に遇って、さまざまな意見を聞くのが非常に楽しく、興味深い。友人ではないけれども、いつも行く本屋さんのカフェでバルのおじさんとも少し話した。戦争のせいで今プラスチックのボトル不足なんだよ、とか。プテイン、ひどいよね、というと戦争は両方の問題だよね、といっていた。もっともっと早い時期にストップできなかったのか、こうエスカレーションしていくと、ますます困るよね、と。物の値段がどんどん上がり、ガス不足も心配だし、核戦争になったらコロナどころではない。しかし、身近なところで小さな楽しみを見つけて行かなければ生きていけない、と思う。