映画「悲しみのトリアングル」を観る
友人Lは元アリタリア航空のスチュワーデスだが、趣味が演劇で、オフオフみたいな小さな劇場の女優を現在はしている。その彼女のパートナーがやはりもとアリタリアの整備士をしていた人で、そのUも、多才。劇の背景を作ったり、監督をしたり、俳優をしたり。人生は謳歌しなければ、みたいな人たち。そのLがたまたま観たらグロテスクな所もあったけれど面白かったという映画を観て来た。日本では2月末から公開らしい。邦題では、逆転のトライアングルとなっていた。こちらの原題では、triangle of sadnessなのだが。で、監督はあの、カンヌ映画祭で賞をもらったスウェーデン人のリュベン オストルンド。前作のthe squareやフレンチアルプスで起きたこと、も結構話題になっていたので、気にはなっていたが、ちゃんと観たことがなかった。これを機会にこの3作を観てみた。(我が家はチネアスタの人がいるので、何故かDVDもあったりしてびっくり)今回の映画は確かにお腹に悪いシーンもあるけれども、現代の批判(前作もそう)を含めて監督からのメッセージがあるな、という感じを非常に受けた。今回の映画はびっくりのあらすじなのでここでは書かないことにするが、興味がある方は是非是非。