泥棒に気をつけましょう
さて、もうじきイタリアの学校は夏休みになるから地下鉄や電車もラッシュアワーは多少混みこみが緩和されるかもしれない。が、このところコロナによる緊急事態が解除されてからラッシュアワーの混み方がすごい。特に地下鉄に乗ると、まさか、という具合にぎゅうぎゅう詰めだったりして、びっくり。本来であれば、乗る時間帯をもう少し早めて30分でも早いものにすれば混まないのだろう、と思いながらまあ2駅だと非常に気を付けながら乗っていた。でも、私が超怖いぞと思いながら乗っていた地下鉄のラッシュアワーにお客さんたちが乗っていることが多いことが分かった。で、先週案の定、何人かが被害に遇ったのでその話を少し。お一人は、ぎゅうぎゅうの地下鉄の中で、危ないからとバッグを抱えて持っていらしたが、降りる際に駅のホームに自分の財布が落ちているのを発見。中身を確認すると、現金がすべて盗られ、カードは全て残っていた。かなりのショック状態だった。もう一人の方は話に依ればパスポートを盗られてしまった、ということだった。ご一緒だった添乗員の方がおそらく警察での盗難届から日本大使館での、パスポートはもう間に合わないから帰国のための申請書をお願いしにいらしたと思う。そこで、まず思うのが、パスポートは盗難にあうと、帰国できなくなるから、できたら持って歩かない、持って歩く場合にはお腹に入れる。持ち歩くカバンの中にあるチャックのある内部ポケットにお財布は入れてチャックをして、バッグのチャックをしっかり閉め、どうしても地下鉄に乗らなくてはいけない場合、バッグの入り口は押さえて置く。混んでいる公共の交通機関には乗らない。歩くか、タクシーを使う。同様に非常に混んでいる観光スポットでは、人混みの中に入らない。などなど。私も偉そうに話ができる立場ではないのだけれど、少しでも参考になればと、思うことを書いてみた。