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カテゴリ:出かけたい!
初夏に入って来た。
日本はGWがそろそろ始まるのかな。 こちらも今年は様々な連休が重なって娘は今週末から5月8日 まで学校がない。 その間、修学旅行でナポリに行ったりするらしい。 昨日は様々な所用があり忙しく過ごしていたのだけど、 たまたま寄ってみた、展覧会が面白かったのでここに書いておこう。 テルミニ駅前にあるテルメ デイ デイオクレテイアーノは デイオクレテイアヌス帝が作らせた大浴場跡であり、そこに 昔から国立考古学博物館が入っている。 あまり混まない場所で、この博物館の前庭が私はとても好き。 現在は白薔薇や紫色のアイリスが咲き乱れて、楽園のよう。 ここで、現在5月20日まで博物館内でアラベスクと題された 展覧会が開かれている。 アントニオ ラッテイは、イタリアではアドリアーノ オリベッテイ と並ぶくらい、実業家として知られている。絹の産地 であったコモで1915年に生まれた彼は、彼の美しいペイズリー柄で 世界的に有名になるのだが、1945年に彼の名前の絹織物会社を 設立する。 1985年にアントニオ ラッテイ財団を作り、 1995年にはNYのザMET*Metropolitan Museum of NY* 内に彼の名前で布地に関するセンターが作られることになる。 2002年彼は亡くなったが、現在も財団は、布地研究を始め、ヴィジュアル アートを中心とする現代美術に関わり、ワークショップなどをオーガナイズ している。 今回の展覧会はマントヴァのテ宮殿でもともと始まったものらしいが、 ヴィジュアルアートについてはちょっとよく分からないので、ここでは あえて書かない。この中で彼のコレクションになる布や彼の 素敵なペイズリー模様のデッサンがすごかったので、興味がある方 は是非良かったら。 布は、1600年代から1700年代のビロードとか絹とかのはじ切れだが 素晴らしく綺麗だ。 イタリアやフランスのものが多いが、中国、日本のものもある。 そのほか、1900年代初めのおそらく布工場で使われていた糸の見本帳 (リヨンのものだった)とか。 Museo Nazionale Romano Terme di Diocleziano Via Enrico De Nicola 78 月曜日お休み 9時から19時30分まで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.04.26 20:52:16
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