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ゆりんいたりあ日記

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ゆりんいたりあ

ゆりんいたりあ

2021.10.22
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カテゴリ:出かけたい!
ローマ近郊では、ローマ南部にネミ湖という湖があり、
その近くにひとつ、船博物館がある。
船は、紀元後1世紀の皇帝、カリゲラ帝がネミ湖で行った
海戦に使われたものが、1929年から31人にかけて湖で回収
され、作られた、イタリアでは最初の船博物館。
大戦で破壊されてしまったものを、再建したもの。


今回新しくオープンしたのは、ローマの空港フィウミチーノ空港
の直ぐそば。
というのは、実は現在空港がある場所には、帝政時代大きな
港があった。
1960年のローマオリンピックにむけて、空港が作られた際に、
出てきた船が修復されている。
長い間新しい博物館建築のために、工事中だったのだが、ようやく
再オープン。
今月12日オープンしたばかり。
下見に行ってみたので簡単な報告。

保存されている船は5隻。
それぞれ大きさが違うが、3隻はカウダカリエと呼ばれる、港から
テヴェレ川を伝って物資が運ばれた際に使われた、船底の平たい船。
1隻は漁船、もう一つは小さな帆船。

非常に興味深いのは、船に使われた木は、この辺で採れる木が
組み合わされて使われていること。

テヴェレ川を遡っていく際には、最初の時代には専用の人が引っ張った
ものらしい。(ヘリチアリイという)後に動物が曳くようになる。
川の中に人が入ったのかと思っていたら、川沿いの道から船を曳いた
という。
物資が入ると、トン数にして60から80トンになったという。
だから、上りはローマの街まで3日かけて、下りは逆に風を使って
下りて行けたから1日で降りられた。

この方法は、19世紀まで使われていた。
蒸気船で簡単に川を昇れるようになるまで。

博物館は小さいながら、クジラのお腹のような船を近くで見たり、
船から一緒に出てきたもの、船乗りたちが使っていたものなどが
展示されていて、興味深く、楽しい場所になっている。

フィウミチーノ、古代ローマ船博物館
Museo delle Navi Romane, Fiumicino

via Alessandro Guidoni
00054
Fiumicino RM

月曜日お休み
火曜日から日曜日 10時から16時

現在の所は入場料なし。

駐車場は、博物館前の専用は小さいが、横の空き地も
おそらく使えるはず。
空港から30分おきにシャトルバスがでているという話。


無料シャトルバスのバス停



クジラのお腹を思わせる船底


船を上から見下ろせるようになっている。


船の模型が展示されていて、分かり易くなっている。

将来空港でお時間があるときに是非とも。





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Last updated  2021.11.23 21:18:04
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