ゆりんいたりあ日記

メルロというのは、実は我が家の猫の名前でもある。
雌猫だから、メルラになるのだけれど、魔法使い
メルリーノから来ている。

今ヨーロッパに大寒波が来ていて、かなり寒く、ローマ
の近郊標高500ｍ以上は雪が降ったようだった。

一月の末の日々をイタリアではメルロの日々と言うのだが、
これはうちの猫ではなくて、クロウタカドリという鳥の
ことで、これにはお話がある。

追記＞私はすっかりお父さん鳥のメルロだと思っていたら
実はお母さん鳥だからメルラが正解らしい。
改めて訂正します。

昔一月はもう少し短かったそうだが、寒くて食料がなくなり
困っていたメルロは次の年からなんとか備えようと準備を
したそうだ。
追記＞お母さん鳥メルラが、子供たちに食料を保存しようと
頑張っていたわけ。

ところが、いじわるな一月は、それを見て一月の最後の日を
伸ばした。（それで、2月が短くなったという）
そこからメルロの日というらしい。
訂正：正しくはメルラの日日。

また、もともとこの鳥は色が綺麗な鳥だったらしいが、あまり
の寒さに暖炉の中だか煙突の中に巣を作ったために、真っ黒
になってしまったとか。
追記＞これも、クジャクみたいな鳥だったわけではなくて、
白い羽の鳥だったようだ。

今年は本当に寒いメルラの日々になっている。
日にも依るけれども、最低が0から5度くらい、最高気温が
10度前後。
雪は降らないで欲しい。電車が止まるから。

追記の追記＞メルラの日日に寒いこんな年は、しかし春が暖かい
というジンクスがある。果たしてどうなるか。

そんな寒い中、しばらくフォローをしていたハネムーンの
ご夫婦が無事帰国されたという連絡が入り、ホッとしている。
本当に楽しくて、お食事が美味しく、また来ますという
ことだった。良かった良かった。